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黒炭のように黒々とした色が覆いつくす真っ黒な景色が俺に囁く真っ黒に塗り潰せお前の作品を全て黒で満たせと宣うその野太く腹黒さを感じさせる人物はこの作品の神であるそして俺が誰かと言えば俺も神である神とは作者の事であり俺たちの何が違うかと言えば俺が虚構の作者でありその人物は現実の作者だ俺はこの作品の神であるという役割を与えられた登場人物に過ぎず作中では物語を司る神=作者のように振る舞ってはいるがその実俺が現実の作者に都合良く操作されていることを他の登場人物は知らず俺だけが知っている作者は作品を我が子にように想うのが本来の形であるがこの現実の作者様は普通の物語が気に入らないみたいで誰もやっていない無茶苦茶な物語こそが面白いと勘違いしているようだもちろんそういう作品にだって名作と呼ばれるものは存在するだろうもしかしたらこの作品だっていつかは名作と呼ばれる日が来るかもしれないそれを否定する気なんてさらさらないが登場人物としてはたまったもんじゃないというか登場人物を作者にするなよそして何故俺だけ現実の作者の声を聞けるんだ他の奴らも聞こえてるけど無視してるのかおい勝手に歌ってんじゃねえよ話の邪魔をするな集中できん俺が物語の続きを書かなきゃこの物語は終わり死ぬんだぞこの作品が死ぬってことは俺たちも死ぬってことだ分かってんのかつぅかなんで虚構の作者が物語を書けるのか不思議に思えよおいもう二度目だぞ現実の作者が何度も物語に口を挟むな読みにくいんだからせめてかぎ括弧ぐらい付けさせろ後せめて句読点くらい使ってもいいだろどんだけ読みにくいと思ってるんだ改行無しの文体にしたいのは分かった段落の最初の一字を下げたくないのもその趣旨なら分からんでもないが句読点くらいあっおいあれを見ろ空白が空白が攻めてくるいやいきなり喋るなよお前誰だよあっ俺っすかお前じゃねえよってか誰だよお前は普通の小説が読みたい読者だけど【未完】