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地方上級公務員試験を4ヶ月で上位合格した方法を大公開①

こんにちは!tいがです。

本記事では、4ヶ月で地方上級公務員試験に3位で合格した対策方法について解説します。完全独学です。

僕は、令和2年度に実施された『地方上級 関東型』という試験を受けました。

公務員試験を受ける人で、予備校に通わずに短期間かつ効果的な対策を模索している方は必見です。

ちなみに僕が取った点数は以下のとおりです。

《筆記試験》
教養 32/40 専門 27/40
《小論文》
13.35/20
《面接》
118/140
最終順位 3位

4ヶ月という期間は、公務員試験(地方上級)を合格するためにはぶっちゃけ不十分です。

正直、最低でも半年は欲しい。

しかし、どうしても4ヶ月で合格するには計画からしっかり練る必要があります。


捨て科目

まず捨て科目をしっかりと作ることが重要です。

僕は、以下の科目に取り組み、それ以外の科目は全て捨てました。

《教養科目》
数的全般、政治、経済、文章理解、日本史、世界史、時事

《専門科目》
憲法、民法、行政法、ミクロ・マクロ経済

多分、勉強を既に始めている人からすると「少な!」って思われるかもしれませんが、捨てたくて捨てたわけじゃないです(笑)

なんなら教養科目の『政治』と『経済』に関しては、専門科目の勉強で補ったのでほぼノー勉です。


使用教材

続いて使用した教材を全て紹介します。

スー過去

出典:Amazon公式サイト

まずは定番のこれです。

僕は、基本的にスー過去を軸にして勉強を進めていました。

内容としては、過去問を解いていきながら頻出事項を覚えていくアウトプットが中心の教材です。

教材はたくさんの種類がありますが、迷ったらこれを使っておけば間違いないです!


補助教材・参考書

スー過去をメインで使うとは言うものの流石に無理がある時も。

例えば、ミクロ・マクロ経済なんかは奥が深いので、アウトプットが中心のスー過去だけではそもそも問題すら理解できないことがあります。

その場合には、まず参考書で勉強をしてからスー過去に移行するようにしてました。

僕は以下の科目で参考書を使用していました。

《行政法:新谷一郎の行政法まるごと講義生中継》

出典:Amazon公式

《ミクロ経済:速習!ミクロ経済学》

出典:Amazon公式

《マクロ経済:速習!マクロ経済学》

出典:Amazon公式

《時事:速攻の時事》

出典:Amazon公式

《英単語:ターゲット1900》

出典:Amazon公式

まずはスー過去に取り掛かってみて、「マジ何言ってるか分からん…。」みたいな科目は参考書から始めましょう。

正直、本屋に行って自分が分かりやすそうなものを選べばいいです。

ただし、時事問題だけはスー過去が存在しないので、超有名な「速攻の時事」をメインで使用していました。

また、文章理解の中で英語長文が出題されますが、公務員試験の英語長文は単語が分かればなんとかなります。

なので、学生時代に使っていたターゲット1900を使用して単語だけ思い出すようにしていました。


YouTube

最後に、僕がよく勉強のために見ていたYouTubeチャンネルを紹介します。

短期間で合格するためには、電車での移動時やお風呂に入っている時も勉強した方が良いので、YouTubeを上手に活用することがオススメです!

《中田敦彦のYouTube大学》

皆さんご存知、オリラジのあっちゃんです。

主に日本史と世界史の勉強に使用していました。

歴史系の科目は全体の流れを理解することが重要なので、楽しく見やすいコンテンツでまずは理解してからスー過去に臨むようにすると良いです。

ただし、あっちゃんの動画は試験対策用ではないので、情報が不十分な場合もあります。

そこで、活用するのがこちらです。

《映像授業 Try IT》

こちらは試験対策にも使うことができます。

僕は、高校時代に文系でしたが日本史しか専攻していませんでした。

そのため、世界史はほぼ0からの勉強になりましたが、この方法で満点を取ることができました。(確か)

また、歴史系科目は参考書等で勉強すると情報量が多いし正直つまらないので、個人的には動画コンテンツの方が頭に入りやすかったです。


スケジュール

はい、いよいよ具体的にどのように勉強をしていたのか「1日のスケジュール」を紹介します!

まず、最初の1ヶ月目です。

1ヶ月目

・憲法
スー過去2テーマ
・民法Ⅰ
スー過去2テーマ
・行政法
参考書50ページずつ → スー過去2テーマ
・ミクロ経済学
参考書50ページずつ → スー過去2テーマ
・数的全般
スー過去2テーマ

これが1日に取り組む勉強メニューです。時間で言うと大体8〜10時間になります。

ミクロ経済学は、まずは1日50ページずつ動画を見ながら参考書を読み込み、1周し終えたらスー過去に移るようにしていました。

また、スー過去の1周目は⚡️マークの問題しか解いていません。2周目からは、国家総合職&国家一種の問題以外を解くようにしていました。(国家総合職の問題は難しいのでやる必要ないです。)

2ヶ月目

・憲法
スー過去2テーマ
・民法Ⅰ
スー過去2テーマ
・行政法
参考書50ページずつ → スー過去2テーマ
・ミクロ経済学
スー過去2テーマ
・マクロ経済学
参考書50ページずつ → スー過去2テーマ
・数的全般
スー過去を時間を決めてひたすら解く
・文章理解
スー過去 英語長文2〜3問
スー過去 国語長文2〜3問
隙間時間にターゲット1900
・模試

マクロ経済学を2ヶ月目からスタートしました。これも進め方はミクロ経済と同様です。

文章理解も毎日コツコツ解くようにし、英単語は寝る前の数十分等に読むようにしていました。

ちなみにこの時点で、憲法や民法のスー過去は3〜4周していました。

また、力試しに模試を始めて受けてみました。

結果は、「教養16/40 専門18/40」でクソ雑魚です。分かってはいましたがショックでしたね(笑)

3ヶ月目

・憲法
スー過去2テーマ
・民法I
スー過去2テーマ
・民法II
スー過去2テーマ(家族法は相続のみ)
・行政法
スー過去2テーマ
・ミクロ経済学
スー過去2テーマ
・マクロ経済学
スー過去2テーマ
・数的全般
スー過去を時間を決めてひたすら解く
・文章理解
スー過去 英語長文2〜3問
スー過去 国語長文2〜3問
隙間時間にターゲット1900
・日本史
1. YouTubeでオリラジあっちゃんの日本史動画視聴
2. スー過去2テーマ
3. よく分からない内容はTry IT
・世界史
1. YouTubeでオリラジあっちゃんの世界史動画視聴
2. スー過去2テーマ
3. よく分からない内容はTry IT
・模試

新しく民法II、日本史、世界史の勉強を始めました!

民法IIは全て勉強したわけではなく、家族法の分野は相続のみに絞って勉強しました。これは、過去の出題が少ない分野を絞りたかったからです。勉強する余裕がある人は絶対に勉強しましょう(笑)

また、日本史と世界史に関しては、あっちゃんの動画を一通り視聴してからスー過去の問題を解き、それでも不十分な範囲はTry ITで補うようにしていました。

1日の勉強量が増えてるように見えますが、それまでやっていたスー過去の周回は早いペースで終わるので勉強時間は変わってません。

ちなみに、2度目の模試にも挑戦しましたが、「教養19/40 専門22/40」という結果で合格ラインには全然届いていません…。

4ヶ月目

・憲法
スー過去2テーマ
・民法I
スー過去2テーマ
・民法II
スー過去2テーマ(家族法は相続のみ)
・行政法
スー過去2テーマ
・ミクロ経済学
スー過去2テーマ
・マクロ経済学
スー過去2テーマ
・数的全般
スー過去を時間を決めてひたすら解く
・文章理解
スー過去 英語長文2〜3問
スー過去 国語長文2〜3問
隙間時間にターゲット1900
・日本史
1. YouTubeでオリラジあっちゃんの日本史動画視聴
2. スー過去2テーマ
3. よく分からない内容はTry IT
・世界史
1. YouTubeでオリラジあっちゃんの世界史動画視聴
2. スー過去2テーマ
3. よく分からない内容はTry IT
・時事
速攻の時事を適当に読む
・模試の復習

基本的には、3ヶ月目と同じようなスケジュールになります。

時事問題の勉強は絶対にしたほうが良いので、この月から速攻の時事を読み始めました。これは本当に隙間時間にひたすら読み続けただけです。

また、2回受けていた模試の復習をし忘れていたので、この段階で取り組みました。正直、もっと早い方がいいと思います(笑)

この時点で、スー過去は10周以上しているので、問題を最後まで読まずとも答えが分かるレベルになっています。

まとめ

筆記試験の対策はこんな感じです。

やってることは単純で、科目を絞り1つの教材を完璧に仕上げるだけです。それを徹底すれば短期間で十分に高得点を狙えます。

また普段、僕のYouTubeを見てくださってる方はご存知だと思いますが、全然、高学歴でもなければ何か資格を持っているわけでもないです。

なので、諦めずに計画を立てて努力すれば皆さんでもやれます。公務員を目指している方は是非、頑張ってみてください。

次回は、小論文と面接対策について書きますので、是非、フォローよろしくお願いします!あ、あとYouTubeもチャンネル登録してくださいね〜。




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