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書かない習慣が僕を悪くした

約1ヶ月前までnoteを毎日投稿していた。

約2週間前まで無印のA6ノートにひたすらメモしていた。

約1週間前までNotionに日々の記録をすべて残していた。

約3日前まで毎朝10分モーニングノートを書いていた。


徐々に徐々に書く習慣がなくなっていき、気付いたときには自分の言葉を残すことをしなくなっていた。


綺麗な文章を書こうとして手が止まる。面白い話を書こうとして手が止まる。なんだか面倒くさくなって手が止まる。

自分ではないと思っていた完璧主義が邪魔して、文字を残すことを止めようとする。


書かない習慣が僕を悪くしていった。


noteを書かなくなってから、話すのが下手になった。

noteに書いたことがそのまま話のネタになることが多かったし、noteに投稿するための文章はある程度相手を考慮した文章を書くため、伝えようと書いていた。

しかし、noteを書かなくなってからは、日常会話に支障がでた。そもそも話すのが下手だったため、その口下手が返り咲いた。

話す前の情報処理も以前よりも衰え、結局何を伝えたいのか自分でもわからなくなる時があった。


無印のA6ノートにメモを取らなくなってから、マイナスなものしか目がいかなくなった。

ポケットサイズのメモ帳を常に持ち歩き、思考や発見などを全てメモを記していた。

しかし、メモを取らなくなってからは、以前だったら気付いていたはずの日常の些細な幸福には目を向かなくなり、自分ではどうしようもできないニュースから流れてきたニュースに意気消沈していた。

それと同時に、「なんでも吸収してやろう」というマインドが消し去り、読書や人の話が頭に入らなくなっていった。


Notionに日々の記録を取らなくなってから、時間の流れが早くなった。

毎朝、昨日の記録を取っていた。やったこと、わかったこと、撮ったもの、思いついたもの、読んだもの、見たもの、何でもかんでもとにかくNotionにその日の記録を残していた。

しかし、Notionで日々の記録をとらなくなってからは、1日の価値が下がり、あっという間に時間が過ぎるようになった。

昨日何したか、一昨日、3日前、過去の記録しないことで、自分の連続性がなくなった。

今日は昨日よりも良い自分のはずだったが、いつまで経っても昨日のまま。昨日の反省を全く今日に生かさない。ただダラダラと今日を過ごすだけになっていた。


モーニングノートを書かなくなってから、素直になれなくなってしまった。

毎朝10分、ノートにその瞬間の気持ちや考えていることを手を休めずに書くモーニングノート。書く瞑想とも呼ばれるモーニングノートは、自分と向き合うための貴重な時間だった。

しかし、モーニングノートを書かなくなってからは、自分の本音をないがしろにして、素直な生き方ができなくなってしまった。

今日の自分は何を考えているのか。何を大事にしたいのか。何のために生きているのか。モーニングノートで可視化されていた自分の本音が見えなくなったことで、素直に生きる、自分の欲通りに生きるのが難しくなっていた。



noteを書く
メモを書く
日々を書く
本音を書く

僕から書く習慣がなくなることで、これからの人生を投げ出したくなるほど精神が落ち込むことがわかった。書かない習慣は僕を悪くする。

だから、今日からまた書く。

誰かのためではない。より良い今日を過ごす自分のために、書き始める。

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