竹工芸修練【ひご取り・幅とり】
いつも、【ひご取り】をする時は竹を割る作業は自宅でやって幅とり・面取り・裏スキを教室(先生の工房)でする。
しかし、ついに自宅でもその作業が出来るようになった。
納屋から、適当な台が見つかったのだ‼︎↓
幅取りナイフの間からひごを通して、ひごの幅を揃える。作業時に、ひごを押さえるヘラも自分で作る(竹)必要がある。
【ひご取りの主な工程】
①竹割り: 竹を必要なひごの長さ・幅に応じて割る
②剥ぎ:青い表皮に近い部分と身(み)を分ける作業。 二度に分けて剥ぐ。(一度剥ぎ・二度剥ぎ)
③幅取り: 割いたひごの幅を揃える
④面取り:ひごの表皮側のエッジを削り丸める
⑤裏スキ:ひごの厚みを揃えるために身(み)を削る
空き家だった我が家の持ち主さんは、能面打ちを趣味にしていたのだと言う。それらしい道具や材料が、たくさん納屋に眠っていたのだった。
納屋には、今や絶版になっている古本、レトロな食器、古い農具や道具がいっぱい。痛みがひどいものや用途が全く思い浮かばないものはだいぶ処分させてもらったが、何となくそのままにしている物が役立つこともここ3ヶ月でも何回かあった。
おかげで、何か欲しい時はひとまず納屋と中二階の物置をパトロールする癖がついた。
空き家は、自分のような趣味趣向(古いものや道具が大好き)の者にはドラえもんのポケットにも等しいのだ。
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