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病み絵描きの物語

1P 『始まり』

初めまして。
谷口貴陽(Takahiro Taniguchi)と申します。
プロフィールに書き切れなかった為、
初投稿をご挨拶とさせていただきます。

僕は絵描きをしています。
25歳から北海道の美術大学へ行きました。
そして、27歳、3年次終了と共に中退しました。

理由は、『訳の分からない病』の悪化です。

現在、確定診断を受けている病を挙げます。

1、鬱(抑うつ)
1−2、強迫性障害
2、低カリウム欠症による四肢麻痺
3、解離性障害
3−2、身体表現性障害
4、自律神経失調症
4−2、起立生低血圧

1日のお薬の量は漢方薬、重複含め、合計30錠を超えます。
更に頓服を服用することがあります。
精神障害者福祉手帳三級とされています。

鬱以外は現状医学では治らないが難病に値しない病ばかりです。
つまりは体質と言われる事が多いです。

加齢と共に根治されるケースもあるという、なんとも中途半端な病気たちです。
だけども常人のような体力はなく、
ストレスに非常に弱い。

主にストレス、疲労が溜まると発作が起きます。
倦怠感、筋肉痛を感じ、
四肢の脱力、握力の著しい低下、自力での歩行困難と進行して行き、
そして寝たきり状態になります。
なかなか一般職につくのは難しい現状にいます。

僕は絵を描く事で、自身の内面を表現しています。
筆を握っている時が一番の安寧の時です。
現世から離れてるような感覚に浸る事が出来、
一つのエスケープする場所となっています。

そして作家活動、作品の展示やLive painting、
イベントを企画したりしながら、社会との繋がりを得ています。

noteは主にその告知や作品画像を挙げて行きます。

その一作目を。

大学で初めて描いたf50号サイズの油彩です。
雪が降り積もる深々とした日々の中、
手探りで描き挙げた処女作です。

ホームシックになりかけていたので、
琵琶湖の夕日をモチーフに押してあります。

今は加筆を加えた状態で大学で飾って頂いています。

この作品を見ると初心に思い出す事が出来、
何にでもチャレンジしていこう、という気持ちを忘れないよう、
PCのデスクトップに貼り付けてあります。

僕の絵描きとしての始まりの作品です。


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