【レベル39】11月の読書メーター
こんにちは。
今回は毎月恒例の読書記録です。
先月の読書メーターで小説が読みたい!と書きました。
その通りに小説を読んだのですがやはり小説は楽しいですね。ワクワクするし時間が過ぎるのがはやい…!
詳しくは後述します。
さて、それでは振り返ってみましょう!
※約2,000字(目安時間:6分)の記事です。
11月の読書メーター
11月は3冊の本を読みました。
・小説 1冊
・ビジネス書 2冊
これで2021年の累計読了冊数は27冊となりました。
年内に年間30冊までいけるといいなぁ。
①店長がバカすぎて
久しぶりの小説!待ちに待った小説でした。
物語は吉祥寺の小さな書店が舞台。主人公の谷原京子はここで働く契約社員です。そしてここで起こる事件の全てに関わっている「非」敏腕店長の山本猛。
タイトルの通り山本店長がバカすぎるのです。
社員の名前はもちろん、重要な取引先の名前も堂々と間違えます。
地雷という地雷は全てきちんと踏みます。もちろん周りも巻き込みながら。
それゆえ読んでいてイラっとすることもありますが、その店長を憎めずに振り回されてしまう谷原京子の気持ちが分からなくもないのです。
そこが妙にリアルで面白い小説でした。
物語は最終章で一気に動きます。
それまでに張られていた伏線に気づくことができず悔しいのやら楽しいのやら。
読み終わった後はスッキリした気持ちで、続編も楽しみになりました。
イライラする気持ちや、自分の仕事に対する葛藤、人間関係の難しさなど、主人公の心情が伝わりやすく表現されていて共感できる楽しい小説でした。
②書く習慣
書くことに対するハードルをひとつひとつ取り除いてくれる、そんな優しい本でした。
文章をうまく書けない、ネタがない、続かないなど誰もが思いつく(ぶつかる)壁を乗り越える方法を教えてくれます。
作文初心者に優しい考え方なので壁を乗り越えるというより「壁を迂回する」という表現の方がよいかもしれません。
中でも私が一番共感したのは、「好き」という感情は心に余白がないと生まれない、ということです。
仕事や日々の生活に忙殺されるような毎日では自分の感情が置いてけぼりになってしまいます。
そんな毎日でネタや学びを見つけるのは難しいです。これは私も経験があることなのでとても共感しました。
書くという側面に限らず、どんな時でも自分の「好き」という感情をきちんと理解することは大切なんだと改めて思いました。
少し余談ですが、この本の感想をツイートしたらなんと作者のいしかわゆきさんからリプが!!!なんと嬉しかったことか!
読了から数時間で著者と会話ができるなんてすごく感動しました。
この体験も含めて読んでよかった本でした。
③苦しかったときの話をしようか
ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
著者の森岡毅氏はUSJの再建などを手掛けたマーケティングのスペシャリストです。テレビで森岡さんが「欲求」「変数」「強み」などのキーワードでお話をされていたのを聞き、興味をもちました。
この本はその森岡さんがこれから就活に臨み、社会へ飛び出す愛娘に贈る手紙です。
どうすれば楽しく仕事ができるのか、どうすればなりたい自分に近づけるのか、それらを森岡さん本人の苦しかった時の経験をもとに述べられています。
ざっくり言うと
強みを生かして働くこと、
好きなことを仕事にすること、
自分の特徴を明確に自覚すること、
それらを用いて自分をブランド化していくこと
そういう感じです。すごくすごくためになるし、これらを実践できれば自分の未来は明るいかもしれない!と自信すら湧いてくる気がします。
この本は金言だらけなのですが以下の文章にハッとさせられました。
この意識はすごく重要だと思うし、その強みが大きければ大きいほど変えの効かない人材になれるのでしょう。
高いキャリアを目指すには“強み”を磨く必要性があると思いました。
まずは自分の強み(特徴)を理解すること、時間はかかっても自分の特徴を明確にしていこうと思います。
この本は本当に学ぶことが多いのでぜひ皆さんに読んでほしいです。
11月の読書を振り返って
今月は小説の楽しさを再確認し、ビジネス書で趣味や仕事のモチベーションが爆上がりしました。
やはり読書は楽しい。
ためになる感覚と、このワクワクを誰かと共有したい気持ちが高まります。
良き本に出合えて素敵な11月でした。
12月は冬の素敵さを感じられる小説を読んでみたいなぁと思っています。
何かおすすめの小説があれば教えてください。
今週もお読みいただきありがとうございました。
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