見出し画像

【レベル26】8月の読書メーター

こんにちは。

今回は毎月恒例の読書記録です。

8月の1か月間は思考力と文章力を磨くという目標に向けて、第一歩となる読書ができました。

この充実感が今回の記事で伝わりますように!!

では、振り返ってみましょう!!

※約2,400字(目安時間:7分)の記事です。


8月の読書メーター

8月は4冊の本を読みました。

・自己啓発本 3冊
・ビジネス書 1冊

これで2021年の累計読了冊数は19冊となりました。


①『サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル』

最近よく耳にする「サブスクリプション」。
映画、音楽、花、絵画、パン・・・
今やどのジャンルにもサブスクが存在するようになりました。
なんとなく仕組みは理解はしていても、企業がサブスクを展開するメリットを十分に理解している人はあまり多くないのではないでしょうか。

この本では企業にとってサブスクがいかに大切か、そんな内容が詳細に述べられています。


これまでの企業活動は、モノを売って終わり。が一般的でした。

しかし、近年では消費者の関心が所有から「利用」へと移行しており、企業はこれまでと同じビジネスモデルでは成長し続けることが困難になりました。

この本では企業が成長し続けるために製品よりもサービスを重視(=顧客を重視)すべきだよね、という考え方が示されており、それこそがサブスクリプションの根幹である、と記されています。

顧客を重視するために、まずは顧客を知ることから始めなければいけません。
顧客を知るためには、数多くの顧客情報と連続した顧客情報が必要です。
その観点からサブスクは非常に合理的なシステムであると理解できます。

この本を読むと、サブスクは今後も増え続けるだろうなと感じるともに、サービス内容を向上しつづけるだけの力がある企業が生き残っていくように思います。

非マニュアル的で柔軟な顧客対応や、公式HP・アプリなどの使いやすさ快適さがこれまで以上に大事になるだろうなとも思いました。

他にも、サブスクを取り入れるうえで必要となる組織的なマインドセットや各業界のサブスクモデルなどが詳しく書かれており、非常に勉強になりました。

②『考える練習帳』

ずばり思考力の基礎!
考えるってなんだろう、その答えが非常にわかりやすく述べられています。

考えることなんて普段からやってるよ!
そう思ってるかた、本当にその考え方で大丈夫ですか?
自分の価値観だけで考えていませんか?正解不正解はほんとうにいつも必要ですか?

私はこの本を読んで、「考えるってこういうことか!」という気付きをたくさん得られました。

無知を自覚すればどこで思考が停止しているのかを知ることができる
・当たり前は本当に当たり前か疑うこと
・正しい正しくないで判断しない。どういう場合に正しく、またはそうでないのかを考える。
言いなりは楽、でもその時思考は停止している。

私なりの気づきの一部ですが、詳細は別の記事にまとめてありますのでそちらをご覧ください!

実践的な内容も多く、ぜひお読みいただきたい一冊です!!


③『メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問』

こちらは先ほど紹介した『考える練習帳』の実践編です!

『考える練習帳』が教科書ならこちらはドリル、そんなイメージです。

テーマはメタ思考。

ものごとを1つの視点だけではなく、俯瞰的にみるという考え方です。

この思考をトレーニングするために数多くの演習問題が用意されています。

例えば、「昔ながらの喫茶店」の競合はどこか、という問題。

カフェやファーストフード店という答えが多くなりそうですが、果たして本当にそれだけでしょうか。

目的が『コーヒーを飲むこと』だけであればその通りかもしれません。

しかし他にも『暇をつぶす』『たばこの吸える場所』『新聞(書類)を広げられる席』などなど、考えられる目的は一つではないことが分かります。

このように視点を広げることで、分析の幅も想像の幅も広がります。
逆に、一つの視点にとらわれていると分析結果を見誤ることにもなりません。

この本ではこのように演習問題を用いて、考え方の手順や備えておくべき視点を学ぶことができます。

なぞかけふうな演習問題もあり、楽しく考えることができます。

④『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』

ナタリーとは音楽や映画などのポップカルチャーを専門とするwebメディアです。

私はTwitterで音楽ナタリーというアカウントをフォローしています。
音楽ナタリーの記事はいつもシンプルで読みやすく、文章を書く上で非常に参考になるのです。

そのナタリーが新人ライターに行う執筆研修を書籍化したものがこの本です。

・句点の位置
・一文の文字数
・指示語は少なく
・段落単位での内容重複

などなど文章を推敲するうえで見るべきポイントが整理されているので
「読みやすい文章」に近づけるための本とも言えます。

この本を読んでいる間は簡単なことに感じるのですが、いざ文章を書き始めるとこれらのポイントをクリアするのは中々難しく、日ごろからいかに意識して作文をしていないか気づかされました。

重点のまとめ方や、構成の考え方など企画書づくりに活かせることも多いので一度は読んでおくべき一冊です。


以上8月に読んだ本でした!
思考力と文章力を鍛えたい、そう思ってこれらの本を読んだわけですが
やはり目的をもって本を読むということがいかに楽しいことか気づかされました。

常に「なるほど!」「そういうことか!」と主体的に読めるのです。
そして意識して実践できた時の充実感たるや・・・。
そんなことを感じた8月の読書タイムでした。

今週もお読みいただきありがとうございました。
スキ、コメント等リアクションお待ちしています!!


この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,563件

#振り返りnote

84,804件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?