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教育について②~息子漢字を克服する

小学生のお子さんをお持ちの皆様お疲れ様です。

ご家庭により、教育方針はいろいろとあると思いますが、我が家なりの教育方法です。一つの例としてご参考になれば。

息子が小学校2年生の時。1年生の時より漢字を習う数が増え始める時期。漢字がなかなか覚えられない時期に突入した。

個人面談で、担任の先生から、「漢字の勉強をしっかりしてください。」というような事を言われた気がする。ここで、息子に嫌々漢字練習をさせたところで覚えないだろうなと思った。

私が子供の頃に国語の授業で「同じ部首の漢字をたくさん集めるゲーム」というのをやった。学校の色々な教室を回って、「さんずい」やら「いとへん」やらの漢字を見つけてはメモを取る。グループで一番多く集めたチームが勝ち。という授業だった。それこそウン十年昔の話を覚えているくらいなので、楽しかったのだ。漢字は楽しいがインプットされた瞬間だった。

漢字は「成り立ち」を覚えたり、「部首別」に覚えたりすると関連性で覚えていけるものもあるので面白さを感じる事ができれば、グングン覚えられる場合もある。

それが分かっていたので、私は仕事を終えて帰ると、国語のノートに向き合った。傍らには国語辞典を開く。国語のノートは12マスぐらいの文字が大きく書けるもの。8行書ける。

1行目の1マス目には覚えたい漢字を親が筆ペンで書いておく。筆ペンで書く事で書き順の流れや、留め、はねが分かりやすくなる。その下に子供が国語辞典で調べた、音読み、訓読みを書けるようにマスを空けておく。(これも必要に応じて点線でなぞれるようにする。または送り仮名だけ書いておく)

2行目には、親がペンで書き順を点線で書いていく。一画、二画、三画と書き順がわかるように点を書いていく。空いた所は同じ漢字を練習する。(区切りの為、2行目と3行目の間に線を引く。)

3行目は一列を使って、子供が漢字練習する。同じ文字を最後のマスまで書く。

4、5行目のところには子供が「単語」を書けるスペースを空けておく。辞書で調べてフリガナを振ったり工夫する。(区切りの為、5行目と6行目の間にも線を引く。)

6行目から8行目は「文章」を書いてもらう。自分で調べた国語辞典の単語を用いて文章にする。

といった具合で色々な角度から一つの漢字を覚えられるように工夫した。

これで息子は「漢字を覚えるポイント」をGETしたようで、2年生の間だけ家庭学習として「母・自作ノート」を使い、漢字を克服した。これには母の忍耐も必要だったが、漢字が苦手な子にはなって欲しくなかったので、母も頑張った。

因みにこの話には続きがあり、娘にもこの漢字学習を取り入れた。(画像は娘Ver)

ただ、娘は同じ漢字を書き続けると間違えて覚えていく可能性があったので、あまり文字数は多くなく手軽にできるように工夫をした。同じ親から産まれても子供のそれぞれの違いに合わせてカスタマイズできるのは親の特権だと思う。学校教育ではこうはいかないかな。

どこかのご家庭で参考にしていただけると幸いです。




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