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作ってみて役立ったもの その2 自動水やりマシーン

作ってみて役立ったもの第2段、自動水やりマシーンです。作ったというよりも、部品を買ってつなげただけですけど、役立ってます。

自宅マンションのベランダにはプランターや植木鉢が全部で10個くらいあるんですが、特に夏場は朝晩水をやらないとすぐに干上がって枯れてしまいます。でも、ついついうっかり忘れてしまうんですよね。奥さんは毎日洗濯物を干すのでついでに水やりしてくれればいいんですが、忙しいとか言ってやってくれない。

このままでは、旅行で家を空けることもできないです。帰ってきたらドライフラワーの山ができてたりして。

じゃあと思って自動で水やりする機械を探したんですが、猫の額ほどのベランダには大きすぎたり、値段が高かったり、逆にショボすぎて役に立たなそうだったりして、あまり良いものが見つかりませんでした。100均で売ってる、ペットボトルに付ける給水キャップもうまくいかなかった。じゃあと思って組み立てたわけです。

仕組みは簡単です。屋外で使うものなので、できるだけ単純な構成にしたかった。
水中ポンプとタイマーをつなげて、散水用ノズルから水を出すだけ。

水中ポンプはこれ。アマゾンで買いました。12V6.4Aで33L/分の吐水量という仕様です。このポンプを細いホースにつなげ、ごみ箱を流用した45Lくらいの貯水タンクに投げ込んであります。

貯水タンクに投げ込んだ水中ポンプ

細いホースと散水ノズルもアマゾンで買いました。これ(ホースとノズル)とこれ(追加のノズル)です。ホースの途中にノズルをつけて、植木鉢に水がかかるようにこんな感じで取りまわして置いてあります。植木鉢やプランターへの水量は、ノズルの数で調整するんです。たくさん水を食う植物にはノズル2つから散水するとか。

ホースと散水ノズル

ノズルはT字型になっていて、ホースを次々と継ぎ足していけるようになっているので、末端にはI字型のノズルをつけてあります。

末端のノズル

ポンプに供給する電源には、秋月電子の12V3AのACアダプターを使っています。今から思うと、ポンプの仕様に合わせるならもっと大容量の方が良かったかもしれないですが、こちらの方が安かったし、問題なく動いているのでこのままにしています。

電源をON/OFFするタイマーには、アマゾンで買ったアイリスオーヤマのスマートプラグを採用しました。これももっといいのがあるのかもしれないですが、セールで安かったんですよね。999円でした。今アマゾンで確認したら割引でも2000円を超えているので、お買い得でした。機能的には、スマホアプリでON/OFFできるのはもちろんですが、タイマーの設定も簡単なシーケンスなら組めます。季節によって散水する時間を変えたり、朝だけなく夕方にも散水したり、といったこともマニュアルならできます。

とりあえずはこんな仕組みで十分役立っています。ただし欲を言うともう一つ機能があると良かった。今はシーケンスが固定なので、晴れだろうと雨だろうと、気温が高かろうと低かろうと、同じ時刻、同じ時間の水やりになります。もちろん自分でアプリの設定を毎回変えればいいんですが、自動で設定値が変わるようにしたい。

例えば、晴れや気温の高い日は長めの時間に変えるとか、土が乾いてきたら水やりするとか。
だからといって、センサを追加すると、値段が高くなるし、室内のスマートプラグとベランダのセンサを有線/無線でつなげないといけないなど面倒です。せっかくWiFiでつながってるんだから、ネットで天気や気温を取得すればいいんじゃないだろうか。IFTTTと連携できるものもあるようですが、IFTTTはほぼ有料だし。月額数百円とは言え、1年使ったらもう一個スマートプラグを買えちゃいます。何かうまい方法は無いかなぁ。


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