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イヴ・サンローラン展レポ
就活のついでにイヴサンローラン展に行ってきました!
そのレポです!
ファッションにわか勢なので感想がかなり初歩的かもしれない。
週末(金、土)の開館時間が10:00~20:00までなの優しすぎて泣きそう。
↓こちら公式のウェブサイトと開催地の国立新美術館のTwitter。
ホームページでは簡単な作品紹介と、展示作品リスト見れます!
就活の帰り道、
六本木駅からのんびりお散歩しながら開催地の国立新博物館に向かいました。(乃木坂駅から直で行けるの知らなかった😢)
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企画展示室1Eに向かい、案内に従って鑑賞することに。
平日だったこともあってか並ばずに入れました。
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それじゃあ早速展示について感想まとめていくぞ!
こちらの記事、会場の展示の様子がわかりやすかったです。
昨年DIOR展に行って半年ぶり?くらいの生のイヴ・サンローラン。
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今回のイヴ・サンローラン展はDIOR展に比べて規模は小さめ&ほぼ撮影禁止でしたが、イヴ・サンローラン自身について出生から死没まで丁寧に追えて嬉しかった~!
そういえばこの人21歳でディオールのトップデザイナーなってるんだよなあ…すごすぎる。その後、自身のブランドも立ち上げて成功させるとかものすごい才能&努力だ。
展示内で、カールラガーフェルドとイブサンローランは同期のライバルだったことを初めて知りました。
これもまた運命のいたずらだろう。地中海の明るい沿岸部からやってきたサン゠ローランと、暗いエルベ川の岸辺からやってきたラガーフェルドが同時に認められたのだ。カールは早くからイヴの才能に注目していた。
冒頭から激エモ展開じゃ~~~ん😭
まあそのせいで対立後がしんどいんだけどね!(なんだか柱間とマダラに似てる。全人類NARUTOを読んでくれ~~~!)
詳しくはこちらのノート&書籍で!
カールラガーフェルドの来歴についてはこちらのwikiを是非!
低迷期だったシャネルを再興した方です。
シャネルのランウェイの舞台美術がとても凝っていて面白いんだな~
ファッションショーって”静”のイメージだったのに”動”が画面内にあるだけでこんなに雰囲気変わるとは…
また、サンローランは私の中で「黒」の印象が強いのですが、壁紙が黒の展示室もあり、やはりサンローランには黒が合う!と再認識しました。
ずっと推しロゴ(?)だったカサンドラロゴのスケッチ(?)も展示してありました!あのロゴめちゃめちゃ綺麗で好きなんですよね~。縦横ナナメの直線と曲線が絶妙なバランスで成り立っているというか。
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個人的に印象に残ったルックNo.1は、8章3,4「女王のドレス」です。サンローラン自身が大ファンの舞台、双頭の鷲のために作成しただけあって、とにかく熱量が伝わってくる作品だったので是非生で見てほしい!
また、2章、3章でマネキンが立ち並ぶランウェイを模した展示システムがあったのですが、とにかく圧が強い!美術館特有のあの澄んだ空気感と全身にサンローランを纏ったマネキンの作る空間は、まさに異世界でした。
実際のファッションショーでは人間が着て、あれ以上に服に動きが加わると考えるとやっぱり1度は生で見たい気持ちが強くなりますね!
元々イヴ・サンローラン自身について詳しく知ったきっかけが映画だったので、人物像というより実績・作品面メインのデザイナーとしての展示を見ることでより多角的に彼を知れた気がします。
イヴ・サンローランはビジネス分野には疎かったらしく、そういった部分は恋人のピエール・ベルジェに任せてたらしい。
シャネルやミウッチャプラダもそんな感じだったらしいので(youtube知識)ファッションの世界では割とよくあることなんだなと思いました。50年も恋人やってたとかまじかい!素敵!
あとファッション史も西洋美術史も良く知らなかったのですがサンローランってアンリ・マティス、アンディ・ウォーホルとかと同年代なんだ…
そこらへんも勉強したら面白そうだなって思ったから宿題にします!
以下写真撮影OKの9章の記録です。個人的に気になったもののみ。
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![](https://assets.st-note.com/img/1697872701589-9LBwyBbZvn.png?width=800)
引きで見ると刺繍ぽいのに、近くでよく見ると細長いビーズがひとつひとつ縫い付けられててびびった。
ゴッホはこれをキャンパスと筆でやったけど、サンローランは生地とビーズでやってるんだな~。服飾分野ならではの表現だ。
有名なモンドリアンルック。
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見事なモダニズム…。
究極の2次元的な美しさを3次元的なものに落とし込んでいてすごい。
モンドリアンがこだわった究極の二次元的な美しさ、モダニズム、引き算の美学を三次元に落とし込んで成立させている作品だと思いました。
個人的にリスペクトしているライターのジュウ・ショ氏の記事より、モンドリアン的にはコンポジションで「作者の意図を極限まで見せず、受け取り方を鑑賞者にゆだねる絵画」をやりたかったみたいです。
自分は芸術関連の学問をやったことのない素人なのですが、「服の形や素材、モチーフの絵画全てに意味があり、繋がっている」とはこういうことなんだと感じました。
そして、それを「ファッションxアートというジャンルで初めて行ったのがイヴ・サンローランである」ということがどれだけヤバいか改めて考えるいいきっかけになりました。やはり一流のクリエイターの作品において「無駄のなさ」はかなり重要な要素なんですね。
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こちらもサンローランが影響を受けた作品がずらり。
右下の青いドレスはアンリ・マティスから。
以上簡潔にまとめました!
行ってよかった~!とても楽しかったです!
物販はかなり並んでいたので通販があればそちらを使うのがおすすめかもです!
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