助成金を受けるべきクラブとは?

昨日少し時間ができたので、

久しぶりにドラッガーの

「創造する経営者」を読んだ。



最初は読んでも難しかった本だが、

読めば読むほど学びがある本だ。




その中でドラッガーは

・収益の出ない事業はコストでしかない。

と言っている。



この辺りについては何度も読んでいるが

助成金に当てはめて考えると

面白かったのでお話しする。



助成金は利益に転換できない。

コストを一時的に抑えてくれるが、

助成金がなくなれば、

元々かかるコスト以上に稼げていなければ

一気に経営は傾く。



ここに皆さん大きな勘違いがある。



皆さん助成金というお金が入金されると

なんだか儲かった気がするし

もし100%コストが補えてるとしたら、

1円でも売上が出たら利益が出た!と

勘違いをしてしまう。



totoの助成金を貰う時、

このコストが賄えると言う利点だけ見て

活用しようと考える。



しかし、元々かかるコスト以上に

収入がなければ時間の無駄という

ことになる。



もちろんそんな言い方をすると

怒る人も出るだろう。




助成金の出てる間、

参加者は喜んでくれたんだ!などと

言いたいだろう。




しかし助成金を出した側はどうだろうか?




出している期間しか成り立たないなら、

なくても経営できるクラブを

より強くするために使った方が

良いと考えるのではないか?



なくても経営できるクラブこそが、

助成金を受けるべきクラブなのだ。




もちろん設立当初はすぐに売上を

上げることは難しいだろう。



しかし、助成金の使い方を見て

無駄なクラブは見分けがつく。




この辺りはサロンなどでも

お話ししているので詳しく書かないが

利益を産まないコストにお金を使う事は

助成金では絶対にしてはならないのだ。



多くのクラブが助成金終了後に

潰れていく。




私はその様なクラブは悪だと考えている。

何百万円、何千万円と頂いたなら

自腹でも続けろよ!と思う。



あなたにはそんなクラブを作って欲しくない。



その為の入念な計画を是非立てて欲しい!



それでは今日はこの辺で・・・



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読んで頂き誠にありがとうございます。 小さな町のクラブをJリーグに昇格させる。 不可能な話に聞こえるかもしれませんが、過去他のJクラブを昇格・経営してきた僕には、道筋がみえています。 このnoteで自分の給料を捻出したいと思います!支援のほど何卒よろしくお願い致します。