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”自分が変わらなければいけない場面”に直面したとき、視界がひらけた逆転の発想法

「人は完璧ではない…どう変わっていけるか?どう良くなっていくか?が大切である」
その通りですが、きれい事だろう…と思ってしまう。正直35年も生きてくると染み付いているものの1つや2つはあります。それでも”変わらなければいけない場面”に立たされることもあります。
今の会社に創業から参画して、役員もさせていただいている中で、2019年はそんな場面にも立たされました。

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原泰久『キングダム』53巻より引用

この記事では、実際に僕がぶつかった壁とそこからの2ヶ月に関してまとめてみました。”変わらなければいけない場面”に立っている人へのエールとして書いています。

結構しんどい期間でしたが、こういう機会をくれた会社のメンバーには本当に感謝しています!本文でも触れますが、人にはとても恵まれている会社なので、ぜひ多くの人に知ってもらいたいです!

あなた今、死地にたっていますよ

ある日、会社のマネージャーのMからフィードバックをもらった。
※Mは僕の中高時代の同級生であり、ずっと誘いやっと会社にジョインしてくれた中核メンバーです。

M:誘ってもらったこの会社はとてもいいが、石田はコミュニケーションがおかしいよ。
石田:え?マジで?どういうところ?具体的には?
M:例えば、〇〇さんとのこのやり取り…(※色々と具体例を指摘)。
M:石田の不用意な発言で、メンバーやチームを混乱させてしまっていることが複数回にわたって見受けられる。

その後、色々と説明をしてくれましたが、全く自覚がなくてショックでした。全然ハラオチできず…むしろ何でそう捉えられるのか理解できないとも思ってしまったり。イケていないのですが…(汗)

M:「あなた今、死地にたってますよ」ってキングダムにあるじゃん。今その状態だよ。

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原泰久『キングダム』7巻より引用

お前はもう死んでいる…ではなかった分、まだ良かったのかもしれません。

※この時の具体的な指摘の詳細を書くか悩んだのですが、個人的な内容を含むこと&この後の説明する逆転の発想法においては実は全く関係ない内容なので、割愛することにしました。

悩む、もがく、進まず

そこから2週間は指摘されたことを振り返ってみたり、本を読んだり、人に相談してみたりと、悩み、もがきました。
マネジメント研修なども片っ端から調べ、問い合わせましたが、なんか違う気がするのです。

結局、ハラオチができていないことなので、全然前に進むことが出来ず辛かったです。恥ずかしい話、「どうしたら良いんだよ」っという状態でした。
”変わらなければいけない場面”であることは理解しても、明確に行き止まりにはまり込んでいる状態でした。

たった一言に救われる。「ダメなところを直すのではなく…」

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原泰久『キングダム』16巻より引用

苦しんでいるときに顧問との1on1が救いになりました。見える景色がガラリと変わりました。これがこの記事で一番伝えたいことです。

「”今を治す”って視点は辛いんじゃない。それよりも石田さんが”どうありたいか”を軸にしてみたら?」

この一言が僕にすっと入ってきました。そりゃ辛いですよね、35年かけて培ってきた性格ですもの。

”誰と””どんな関係を築きたい”か、そのために”自分はどうあるべきか?”

こう考えると「出来てない、出来ない」じゃなく、「こうしたらもっと良くなる、もっと良くなるにはどうすれば?」とフォーカスが変わりました。
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上記のように、会社のみんなと、家族と、友人と、分けて言語化を行いました。

変わっていこう!ラ◯ザップ!

在りたい姿の言語化がきちんと出来たので、ここからは日常に落とし込む段階です。ここで意識したのは2つのポイントでした。

①仕組み化する
・在りたい姿を常に確認できるように、5つの質問をつくる
・毎朝、業務開始前の5分間、それが出来たか自問自答する
・ひたすら記録する
※クリックすると拡大できます

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※実名の記載もあるため、コメントはぼかしています。

ちなみに僕が作った質問は次の5つでした。
1)何か1つ助けられたか?拾えたか?
2)1.1コミュニケーションを1度でもできたか?
3)マイナス感情の反射を外に出さなかったか?
4)誰か1名でも感謝を伝えられたか?
5)家族の話を聞けたか?
6)相手の主張を相手の立場から聞けたか? ※途中追加

コツは「シンプルに質問は少なめに絞ること」「ライトに続けられるようにする」です。

②強制力をもたせる
・周囲を巻き込む(5人を選び、この手法を説明、日々で気になったらフィードバックをお願い)
・2ヶ月後にフィードバックのMTGをセット

ライザップの秘訣は”トレーナーと二人三脚ですすめること””きちんと期間を区切ること”です。
実際にコーチングでもこういった振り返りをするらしいのですが、1~2週間に1度のサイクルです。それが周囲を巻き込めると毎日のフィードバックをもらえるので圧倒的におすすめです!

2ヶ月後のフィードバックでは…

協力を仰いだ5人にも、その他のメンバーからも「石田さん、随分変わりましたね」と言っていただけました。
僕自身も常に5つの質問が意識できて、自分が理想とする在り方でコミュニケーションが取れている事が増えました。

マネージャーで友人のMからは死地を越えたと評してもらえました(笑)
自分に対してまっすぐにフィードバックをくれる友人、救っていただける顧問、前のめりに協力してくれる会社メンバー、どれもありがたい存在でした。

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原泰久『キングダム』23巻より引用

”誰と””どんな関係を築きたい”か、そのために”自分はどうあるべきか?”

未来に目を向けると辛いときでも視界がひらけた、というお話でした^-^

P.S.
キングダムが好きすぎて、使わせていただくシーンが多くなってしまいました。

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個人的にBtoB専門でグロースハック(UX設計、マーケティング)のお手伝いもしています!特に立ち上げフェーズが得意ですので、気軽にDMください^-^

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