見出し画像

士業専門のホームページ制作会社、はじめました

このたび士業専門のホームページ制作会社を創業しました。社名は「株式会社スモールスタート」です!
今回は創業エントリとして、創業に至った経緯からこれからやっていきたい事をnoteにして伝えたいと思います。

士業のホームページは10年遅れている

僕自身が会社を創業するにあたって一番苦労したのは、自社にあった税理士を探すことでした。思い返せばアイミツでビジネスマッチングを支援してきたときにも、士業探しに苦労している人をたくさん見てきました。

なぜ士業選びに苦労するのか、それはどの士業ホームページを見ても特徴や強みが分からず、どの事務所が自分に合っているのかわからなかったからです。こちらが知りたい情報の記載がない、もしくは記載があってもわかりにくく見つけられませんでした。

BtoBデジタルマーケティングに13年以上関わる身としては、士業のホームページやデジタルマーケティングは10年は遅れていると感じます。

現在のBtoB営業マーケティングでは、実際に会う前に57%の購買プロセスが完了していると言われており、ホームページは以前にも増して重要なコンテンツになっています。それにも関わらず、士業ではデジタル化が進んでいない。

画像1

画像2

※士業ホームページ設計ノウハウの資料から抜粋

ならば、僕たちが「顧客目線」で選びやすいホームページを手軽にリーズナブルに作れるようにできないかと考えました。

顧客から見て必要十分な情報が適切に掲載されているホームページを制作する。そうすれば自然と士業にとって適切な顧客に会える。これがスモールスタートの提供する価値です。

ホームページ制作の価値が変わっている

「ホームページ制作」が提供する価値は、今まさに変わってきていると感じます。

今までのホームページ制作は、「コードを書ける」あるいは「デザインを実装できる」という特別なスキルによって作られるものであり、制作工程そのものに価値がありました。しかし現在ではノーコードツールも出てきて、デザインテンプレートも豊富に用意されており、特別なスキルがなくても”それっぽいもの”ができるようになっています。

ところが、それらのツールや情報を使いこなして作られたホームページが、果たして顧客目線から見たときに選びやすいものになっているのか?と言われると、そうではありません。「それっぽいホームページ」があったとしても、僕は自社にマッチする税理士・社労士にたどり着けなかったのです。

これからのホームページ制作に大切なのは顧客理解

では、ホームページの果たすべき役割とはなにか?

それは顧客目線で知りたい情報をわかりやすく伝え、事務所にとって適切な顧客に興味を持ってもらうことです。

例えば士業ホームページの中には、経歴や開業の想いがズラッと前面に並んでいるものがあります。顧客目線からすると、一番知りたい情報は経歴や開業の想いでしょうか。たとえばオンラインで完結できるのかとか、自社で使っている会計ツールに対応してくれるのかとか、サービス内容のほうが気になったりしませんでしょうか?

こうした顧客目線で知りたい情報というのは、顧客理解ができていないと分かりません。つまり、顧客に選ばれるホームページを作るためには、丁寧な顧客理解が最も大切です。

画像3

ところが顧客理解にはお金がかかります。調査、インタビュー、ペルソナ設計など…一朝一夕で簡単にできるものではありません。

お手頃でわかりやすい料金で提供!

顧客から選ばれるホームページが必要なのは理解しているが、制作を委託する費用を工面するのが難しいという方も多いと思います。特に駆け出しの士業の方は、潤沢な資金があるとは限りません。

スモールスタートでは、完成したホームページに加えて、ペルソナ設計・共感マップなど制作前段階のアウトプットも提供します。これを普通に発注すると、百万円は確実に超えます(ちゃんとやる場合は500万以上かかることも多いです)。それをなんとか手軽に、リーズナブルに提供する方法を考えました。社名のとおり「スモールスタート」です!

ポイントは以下の3つです。

態度変更コンテンツ のコピー

1)選択と集中:士業に絞ることで顧客理解のターゲットをとことん絞る

士業に絞ることで、士業選びに悩む顧客のインタビューだけをスモールスタートではし続けます。士業の顧客の理解が進み、選ばれる士業のホームページを作った経験が他のホームページ制作会社とは比較にならないほど溜まります。

2)引き出しの数:「顧客理解」のノウハウに汎用性を持たせる。過去の経験をノウハウにできる

メンバーの中にはBtoBホームページのディレクション経験者が3人います。また、士業2名、起業経験3名、経営企画経験2名がいます。士業選びに携わった経験も、士業としての経験も、ホームページ制作経験も豊富です。そしてこれらの経験をノウハウとして型化しています。

3)徹底した仕組化:顧客理解以外のオペレーションは徹底的に仕組化する

利用するCMSはノーコードでホームページが制作できるSTUDIOに限定、料金も35万円のワンプランに絞っています。営業を設けず、反響・紹介のみで運営するなど、顧客理解以外の低コスト化は徹底しています。

おわりに

顧客理解を深め、顧客目線で選びやすいホームページを作ることで、適切な顧客に出会うことができる。これがホームページ制作の肝だと信じています。しかし士業向けのホームページ制作会社で顧客目線での提案に重点を置いているところはまだありません。

ただ制作するだけではなく、顧客目線で提案する、しかも士業専門。こんな会社が1つくらいあっても良いんじゃないでしょうか。

士業のホームページ設計ノウハウの無料ダウンロード

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?