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激闘!滋賀レイクス戦

キングスは去る4/12に西地区1位に君臨する島根との天王山を制し、4/15と4/16には滋賀レイクス、4/19ではFE名古屋戦アウェー街道まっしぐらという鬼スケジュールとなっておりました🤣

今回は15、16の2連戦となった滋賀レイクス戦を個人的に振り返っていきたいと思います( ≖ᴗ≖​)

最近は本業が忙しくてなかなかnoteを書く暇が持てず、1週間以上前の試合ですが”滋賀はめちゃくちゃ好きなチーム”で書いておきたいことあるんで書きます(笑)

◇試合結果

両日共に逆転したりやられ返されたりの熱戦となりましたが、無事2連勝で納めました(*^^*)

◇DF/OFも悪くはないが…

今回の2連戦は総括して率直に申し上げますと"なんとなく勝てた"感が強い(笑)

OFではテーブス/ラベナの長い腕によるパスカットで、キングスハンドラー陣の横パスが上手く繋がらず、ターンオーバーを誘発させらました。
PGとして覚醒中の牧もラベナのDFでターンした際に左ドリブルをカットされ、これまで通用していたハンドリングが上手くいかない事態に💦
牧にとっては今後の課題が見えた2連戦だったと感じます。

特にGAME1では島根戦と違い、3Pが6/26(23.1%)という低確率により試合展開を苦しくしてしまいました。

DFについてですが、前節の島根との試合で終始完璧なDFを披露したのもあり、明らかにその疲れはあったかな〜と。
DFはマンツーとゾーンの組み合わせによりタフショットを打たせるキングス得意の形で24秒バイオレーションも奪えていました。しかし、4/12の試合をインフルの影響で不戦勝となっていた滋賀は状態の良さもあり、タフショットでも構わずスリーを決め続け、GAME1のキングス6/26に対し、9/16(47.4%)というなかなかの確率でやられました(笑)

また、両日ともテーブスとラベナのガードコンビによる身体能力バリバリのドライブにも苦しめられていたと思います💦
特にGAME2の4Qでは2人の1on1から得点を獲ることにフォーカスしたため、キングスのDFに狂いが生じます。
一挙12得点差をつけられるビッグクォーターになりかけるも、タイムアウトからマッチアップを変えることでDFを成功させました✌️

それは、今村に滋賀の外国籍FWデクアン・ジョーンズをつけて、ダンカンを湧川颯斗に持っていくという変則マッチアップ(笑)
これによりガード2人のドライブへのヘルプにダンカンが入りやすくなるので、簡単に侵入できない状況となります!
そして今村は3番タイプの外国籍に対してのDFめちゃくちゃ上手いので任しちゃってもOK㌨d('∀'*)

これにより滋賀は1on1のイニシアチブも消え、キングスの連続3Pにより4Qだけでトータル29得点を奪うビッグクォーターを作りました✌️

◇岸本・今村・松脇のクラッチ三傑

GAME2のキングスは前半から3P攻勢の展開となっていきます。
特に岸本はマッチアップのテーブスがドライブを警戒してなのか、少し引いた状態でDFをしていたため、ビッグマンのピックから即スリーを放つガツガツプレイをみせました。
1Qで4本を沈めるタッチの良さを発揮し、試合を通して5/13(38.5%)という驚異的な成功率を記録(笑)
しかも今シーズンでは珍しい13本のアテンプトとなりました😊
時にはこの日のようにバシバシ放つ岸本を観たいですね♪

前半では今村にも1本の成功があったこともあり、4Qに一挙12点差をつけられる展開でもDFから立て直したキングスは、今村の2連続3P松脇の固定砲台3P岸本のステップバック3Pで逆に10点差以上をつけ返すこととなりました(笑)

岸本/今村のクラッチ力はさることながら、ここに松脇が顔を出してきたのはチームの好材料になると思います(*'▽')
中学時代には全中決勝で八村塁の所属中を破り、土浦日大高ではウィンターカップの明成戦で30得点を記録する正確無比なシューターであり、年明けの試合からポテンシャルの高さをバリバリ発揮しています。
DFでは”まちょ敢當(石敢當)”の異名で親しまれるとおり持ち前のフィジカルで外国籍にも負けない破壊力(笑)
ですがそのフィジカルがゆえにファールを吹かれちゃうのも少し可哀想なところ(;'∀')
松脇にはいずれ、”南国のジェイ・クラウダ-”と呼ばれるほどの3&D プレイヤーとして活躍を広げて欲しいな~と思います(笑)

※ジェイ・クラウダー(現ミルウォーキーバックス所属の3&Dプレイヤー)

◇レイクスの大黒柱”イヴァン・ブバ”

今回僕が相手チームの中で取り上げたいのが”イヴァン・ブバ”
今シーズン序盤から献身的に体を張るプレーでチームのDF/OFを支え続け、中盤は怪我により離脱はありながらも、復帰後は再び勢いを生み出すことに一役買い、チームの連勝に貢献しています。

やはりその魅力はヨーロッパ系インサイドの系譜を受け継ぐ”ユーティリティさ”にあると思います。
ピックのかけ方やハンドラーとの併せどれを取ってもお手本通りの素晴らしいスキル😊
それに加え3Pも打てる万能ぶりは、”ガソル兄弟”を思わせるプレイスタイルだと感じました(笑)

滋賀の皆様には少々申し訳ないですが、個人的に来シーズンは「京都ハンナリーズ」で見たい(笑)
マシューライトとのツーメンは絶対ヤバい(笑)
さらにインサイドの厚みを増す形になるので、案外京都の補強ポイントにぴったりな気がしてなりません(笑)

でも滋賀のB1残留に貢献し、英雄として来シーズンの躍進に力を添えても欲しいんですよね(;^ω^)
うーん、二人に分裂して(笑)

※パウ・ガソル/マーク・ガソル兄弟
(スペイン出身で、ユーティリティ性の高いビッグマンとしてNBAの名門チームを渡り歩いたレジェンド)

◇若手ホープ”湧川颯斗”

レイクス戦でこの方に触れない訳にはいかないでしょう(笑)
名門「福岡大濠高校」を卒業後プロ入りの道を選んだ18歳にして190㎝のサイズに加え、”PG”を本職とするまさに世界トレンドなプレイヤーです(*'▽')

ここ数年のバスケ界ではPGはサイズの小さい選手がこなすという考え方に変化が起きています。
今キングスが取り組んでいる”ポジションレス”の流れから生まれた発想だと考えられます。

元々3・4番をこなしていた湧川君は、そのハンドリングスキルとスピードを買われてPGにコンバートし、高校時代は見事に成功。
代表でも得点源だけでなくハンドラーとしての活躍を見せていました。

レイクスはその将来性とプレータイムを保証して湧川君を獲得し、しっかり戦力としてプレータイムを与えながらローテを組めています😊
現状はコーナー待機で3Pとディフェンスを中心にプレーしておりますが、観て思ったのが割と仕事をしっかりこなせてるんですよね(;'∀')

GAME1はきっちりフリーの3Pを2回沈め、計8得点を記録!
GAME2は4得点に終わりましたが、FT2本をきっちり決めきってるんですよね(笑)
こういうところは素直にポテンシャルぱねえなって印象です…w

ただ両日通じて一番感銘を受けたのが”リバウンド”の部分
ゴール下のアベンジャーズ”ジャック・クーリー”を相手に臆することなくリバウンドに絡んでいたのはホント凄い👏👏👏👏
まだ身体も出来上がってない状態ですが、さすがのクーリーにも肩ポンポンで褒めていましたね😊
とりあえず怪我だけは気をつけてw(>_<)

キングスの小野寺がかつて岩手ビッグブルズの練習生(高卒)だったころ、当時HCだった桶さんは練習生から誰をプロに上げるか悩んでいた時に、経験豊富な外国籍選手達に意見を求めたら「小野寺がいい」と返ってきたそうです。
その理由がやはり体を張ってリバウンド争いに参戦してきたからと言っていました。
リバウンダーにとっては見えない位置から飛び込んで来る選手はサイズ関係なく驚異なんですよね。
だからクーリーは湧川君のこと結構”気に入っている”んだと思います(*^^)v

泥臭い仕事もしっかりこなしているのは相当偉いぞ(*´▽`*)
マジで君は”河村クラス”になれるぞ✊

◇まとめ

残留がかかる滋賀を振り切り、しっかり連勝をつかみ取れてなによりな2連戦だったと思います(^^♪
特にGAME2滋賀の追い上げから点差が離れた後にDFからスイッチを入れ直し連続得点した場面は圧巻でした!

滋賀ブースターさんにもしこのnoteを読んでいただいていたら是非お伝えしたいのが、”滋賀は底知れない魅力を持った素敵なチーム”であるという事です(*^^)v
優秀なプレイヤー達を発掘するセンスの凄さに加え、新B1に向けて大手サン・クロレラに経営を譲渡するといった着実なチーム形成を続けていく姿勢あらゆるプロスポーツチームに影響を与えると思います✊

テーブス/ラベナの優秀な2ガードに献身的なインサイド陣、期待の若手を揃えたチームの未来は明るいです!

最高の形でレイクスがシーズンを終えられることを心よりお祈り致します😄

あと遅ればせながらの滋賀戦振り返りとなっちゃったので、今後は時間をしっかり取れるようにしたいな~(笑)

ーfinー


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