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日記#70

もう70回目!?

カサマツです。

最近は暑かったり寒かったり、
1日の中に四季があるようなそんな日が続いてます

寒い、この服装じゃ心許ない、とか思ってるくせに「いや、マフラーするにはまだ早いだろ」

とか人の目を優先させて不本意な薄着に体全体でしがみつく。

何とも情けない時期に突入しました。

「BRUTUS」を定期購買するほどの財力とオシャレ感を持ち合わせていない僕ですが、

今月号は「愛」についての特集ということで、

様々な著名人が様々な角度で意見を述べているということで、

駅前の紀伊國屋で立ち読みする事にしました。

スタジアムが「買えよ」という声で溢れかえっている映像を押し除けて

購入者よりも偉そうに堂々たる立ち姿で立ち読みしました。

雑誌の冒頭でガッキーが登場し、

ガッキー!!!と思いました。

多分これは人類共通で、ガッキーを見た時に
ガッキー!!!と思わない人なんていないです。

ファンとかファンじゃないとかは関係ないです。

記事を読みました。

ガッキーは「愛」を全ての感情に変化するものだと捉えていました。

愛はプラスの感情だけでなく、悲しみや、嫉妬や、憎悪、支配欲へと感情を変化させると。

たしかに。すごくしっかりくる。

幸せそうな彼氏も目がうつろのストーカーも
根本は対して変わらないのかもしれません。

煙草やお酒と同じように適切な距離感が必要。

「推し」という言葉がありますが、これはもしかすると「愛」と適切な距離を取るためのストッパーになっているのかもしれません。

雑誌を読み進めている途中、何度も近くを往復する女性がいました。

そういえば雑誌コーナーに来る道中の色んな検定本が並んでいる場所で白いストールを拾ったのを思い出しました。

レジにいる店員さんに届けたのですが、

もしかしてこの女性は僕がレジにストールを届けた事で逆に困ってしまっているのでは!?

チラッと見たファッションコーディネート的にもあの白いストールしてそうだな感じだなと思いました。

そしたら丁度検定本コーナー付近をウロウロし始めたので、絶対そうだ!!!と思い

緊張した声で「すいません」と声をかけました。

女性はめちゃくちゃ驚いていました。

「あの、さっき白いストール落としました?」

「え、落としてません」

「すいません」

自分がただの不審者である事を3秒後に自覚し、

立ち読みのせいで伸び切った背筋を全否定するような猫背でその場を急いであとにしました。

出来るだけ小さくなりたい。

体の許す限り骨々を折り畳み、最新のキャンプテントくらいコンパクトになりました。

BRUTUSまだ途中だったのに。

寒いはずの外が瞬く間に夏のキャンプ日和になり変わり、僕はそれに適した山を探しました。

「愛」は時に人をテントにします。

最近は暑かったり寒かったり、
1日の中に四季があるようなそんな日が続いてます

皆さん服装選び頑張ろうね。


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