食パンとジャムで「ふつう」のごちそう朝ごはん
「ねことパリジェンヌに学ぶリラックスシックな生き方」という本の中に、こういう文章があります。
食も同じく「ふつう」がお気に入り。パリジェンヌは、私たちの感覚からするとごちそうではない「ふつうのりんご」や「市販のハム」などをそれはそれは美味しそうに食べます。私の”ごちそう”の概念は覆されました。
何を食べるかではなくて、どう食べるかという本質的なことをパリジェンヌは実践しているみたいです。これは良い方法だと思い、食パンとジャムの朝ごはんを食べることにしました。
<買ったもの>
・食パン
・ジャム2種類
・クリームチーズ
・紅茶茶葉
自分なりのお気に入りを集めてみたので、紹介します。
食パン→超熟食パン(6枚スライス)
ジャム→ロミ・ユニ(シンプルいちごジャム「メルシー」)
ジャム→ロミ・ユニ(ブルーベリーとレモンピール「ノート」)
クリームチーズ→雪印北海道100
紅茶茶葉→teteria(GOOD MORNING TEA)
ジャム2種類とteteriaの紅茶はロミ・ユニというお店で買いました。
ロミ・ユニは鎌倉駅と学芸大学駅の近くにあるジャムと焼き菓子のお店です。ECも充実していますが店舗に行くと色々な種類のジャムを選ぶのが楽しいのでおすすめです。teteriaの紅茶も置いてあるので合わせて買えます。そして、サブレなどの焼き菓子もとても美味しいのでそちらもおすすめです。
食パンとクリームチーズはスーパーで他の食品と一緒に買いました。食パンは超熟が気に入っています。ふんわりとしっとりのバランスが一番良いような気がしています。クリームチーズについてはブルーベリージャムと一緒に食べたいという動機だけなので得にこだわりはなく、スーパーで小さめのものを購入しました。普通に美味しいです。
こうやって、パンに少しずつのせながら食べます。薄く塗るのではなくて、厚めに塗るとジャムの味がしっかり感じられて美味しいです。この食べ方の場合、パンは焼かない方がジャムの風味が活きてきます。
ブルーベリーとレモンピールのジャムを食べながら、平松洋子さんの「夜中にジャムを煮る」というエッセイを思い出していました。旬のフルーツの美味しさを閉じ込めておくためにジャムを作る話です。
ロミ・ユニのジャムってそういう味を体現しているのかもしれない。加工されているのにフレッシュさを感じるというような。
それから、「西の魔女が死んだ」という本(映画もある)のおばあちゃんと孫が野いちごのジャムを作るシーンも思い出しました。「そんなにお砂糖入れて大丈夫なの?ママがお砂糖は体に悪いって言ってた。」と言う孫に対して、「大丈夫。ジャムは一度にそんなにたくさん食べません。それにお砂糖をたっぷり入れた方が美味しいジャムになるんですよ。」と諭すのです。
そうなんだよな。お砂糖は体に悪いとか、グルテンフリーが良いとかってヘルシー路線が拡大しているけれど適切な量であれば、食べたほうが豊かな気がする。そんなことを考えながら食べました。
「ふつう」のごちそうを堪能できました。ねことパリジェンヌから他のことも学ばせてもらうことにします。
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