season10 30話 ポケモン×この世界の片隅にクロスオーバー(ポケモンAYG)
30.『ネルケと姉弟とブルベリ四天王』
クラベルが様子を見たいということで呼ぶ。
*
ヨーコより先に部室に着くクラベル。
「校長先生、押忍! 精が出ますね」
キハダ先生、安定の挨拶。
「キハダ先生こそ、今日もお元気そうです」
「ハハハ! それはもう!」
明るく笑うキハダ先生。
「元気なのは、わたしのいいところですからね!」
「ご自身の長所をよく理解されているのですね」
穏やかに笑うクラベル。
「ブルーベリー学園の皆さんに、その元気をわけあたえてください」
「押忍!」
ヨーコ入ってくる。
「あ、クラベル先生着いとりんさったんですね」
「お邪魔しています」
クラベルにっこり。しかし心配げに、
「そういえばヨーコさん、学園内でおこまりごとはないですか? 例えば……、シアノ先生に振りまわされたり、無理難題をふっかけられたりなどは? ヨーコさんが講師をしているのもシアノ先生からの依頼で、そのせいで寝不足で倒れられたとタロさんからお聞きしましたが」
「まあ、確かにそれで倒れましたけんど、大丈夫です!」
元気に答えるヨーコ。
「そうですか……、であれば安心しました」
胸を撫で下ろすクラベル。それから遠い目で、
「私とシアノ先生は昔、同じ学校に通っておりまして、当時から、私はあの方に振り回されていたのですよ」
ヨーコ、タロの発言を思い出し(汗)。
「私がアカデミーの校長に赴任することになったときも……」
*
(回想)
『ベルちゃん、貫禄が足りないから、腰にプレミアムボールつけてみたら!?』
(回想終わり)
*
「などと言われまして……、従う私も私なのですが」
ヨーコ、またまた(汗)。
「残り半月ですが、もし何かありましたら、いつでもご連絡くださいね」
「はい! ありがとうございます」
ヨーコ、ぺこり。
クラベルに授業見てもらう。が、ネルケの姿で参加(しかもブルベリの制服着てる)。そして謎の意気投合する姉弟と四天王、久夫(ちぴっと総集編?)。キハダ先生が絡んできて危なかったり。あと勝負もしたり。
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