season10 28話 ポケモン×この世界の片隅にクロスオーバー(ポケモンAYG)
28.『処刑台のランチエレベーター』
(元ネタ:死刑台のエレベーター)
アオキが周作の代わりに様子見に来るということで招待。
部室でタロが出してくれたお茶を飲みつつ話すアオキとライム。
「フリッジジムのバトルコート、発注助かりました」
「アンタにお願いしたっけか! あのときはこっちも助かったよ! 今のコートはライヴもできるし、ゴーストな感じが最高だね! 姉さんが得意としていた岩ゴツゴツなバトルコートじゃ、ハカドッグももぐりにくいからね!」
「そうでしたか……。しかし本当に助かったのは自分です。あの案件がなければ、あの年の契約数はゼロでしたので」
「HAHAHA! アンタの首皮一枚さ、ノーマルかゴーストかわかんないね!」
ヨーコが来ると、
「あなたは……、ブルーベリー学園の食堂、利用したことありますか?」
「ええ、まあ何度か。基本的に自炊しとりますけど」
「……あそこはいいですね」
アオキしみじみと食レポ。
「味は若者向けで全体的に濃いめですが、特筆すべきはそのボリューム。学園ポテトの山盛り感は、こ踊りしそうなほどいいです。食べたことがないなら、試してみてはいかがでしょうか」
「はーい!」
「自分の話をこんなに真剣に聞いてくれるとは……。お父さまと似て、あなたはやはり変わってますね」
「お、お父さんも……?」
その最中、食堂のランチエレベーターが壊れてしまう! ヨーコとアカマツが炊き出しを行う中、久夫とアオキとライムが補修に乗り出す。
(ポケモンのいたずらとか?)
解決後、アオキとの別れに厚くお礼を言うタロ。そしてさっそくカキツバタを締め上げていた……。
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