140字『プラ板滑稽話』
文明崩壊後、プラスチックが希少な物質の一つになった。
そのため、プラ板アクセサリーは装飾品と同等の価値を持ち、集落の長達は前時代のものをこぞって集め身に付けた。
人々の心は穏やかになった。子供が作った拙い絵が描かれたものを権力者が身に付けるという滑稽さに、日々の憂さが晴れたからだ。
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文明崩壊後、プラスチックが希少な物質の一つになった。
そのため、プラ板アクセサリーは装飾品と同等の価値を持ち、集落の長達は前時代のものをこぞって集め身に付けた。
人々の心は穏やかになった。子供が作った拙い絵が描かれたものを権力者が身に付けるという滑稽さに、日々の憂さが晴れたからだ。
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