season10　23話　ポケモン×この世界の片隅にクロスオーバー（ポケモンAＹG）

23.『おはこんハロチャオ、赤ちゃん』

　スグリが戻ったので、セイジ先生にお礼をいいたいネリネ。ということでセイジ先生呼ぶ。

「ハーイ！　コイルガール！　ご機嫌は いかがかな！？」
「およよ、なんだかグローバル！　世界の国からおはこんハロチャオー」
「オー！　オヌシだったか！　おはこんハロチャオの使い手はー！！　ここで 会ったが百年目！　マイネームイズセイジだよー！」
「何ナニ！？　もしかしてバトりのお誘いされてるー！？」

　あわあわナンジャモ。

「バトりはちょい待ち！撮影の準備するから、ちょっとタイム！　ターイム！！」
「タイム？　タイム先生はノンノーン！　ワシはセイジ先生なんだわなー！　これ！　セイジズ ジョークだよ！！」
「テンション 高(たっか)っ！！」

　ナンジャモ、ガビーンΣ(ﾟДﾟ)。
　お礼を言う場にもうけられたネリネとスグリのピクニック。そこでセイジ先生の馴れ初め話を聞く。

「ヨーコ、ふたたびの招待、ベリベリありがとなー！」
「いえいえ、ネリネさんが会いたがってましたけえ」
「セイジ、ここでもモテモテ、うれしいね！」

　セイジ先生辺りを見回しながら、

「サマザマな地方行ったり来たり！　昔をリメンバーしてなつかしいね！」
「昔をリメンバーって、何しとりんさったんです？」
「ヨーコ、グッドリアクション！　よくぞ聞いてくれたわな！」

　セイジ先生咳払いし、

「セイジ若りしとき、世界を股にかける男！　ビューティフル景色見まくるため、バックパッカーで世界中、オールアラウンド旅してたよ！」
「すごい！」
「ピカピ！」
「さてここで、セイジズクエスチョン！
　セイジが旅で出会った、世界で1番美しい景色は、いったい何だったでしょうか！？」
「えーっと……、海！」
「ノン！」
「山！」
「これもノン！」
「町とか？」
「ノンノン！」
「まさかの砂漠？」
「それもノン！」

　セイジ先生笑って、

「ヨーコ、どれも違うよノンノーン。ちょっと難しかったかなー？」
「ほいじゃ正解は？」
「1番美しい景色は、──とある女性の横顔……、だね！　今では彼女がマイワイフよー！」
「なるほど、そりゃわからんわ！」
「ピカチュ！」

　そうよ意地悪ね！　なぴっかりさん。

「ベリベリいい話でしょ？　おそまつさまでしたなー」

　その最中にタマゴが見つかる。孵化させようとするネリネとスグリ。ゼイユがやきもきしつつ陰から見守る。なぜかタロとアカマツも一緒。カキツバタもついてこようとしたが追い出された。
　ちなみに元気なニョロモが生まれネリネが育てることになったそうな。ヨーコとセイジとナンジャモはあたたかく祝福。