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主人公ヨーコの家族とそのポケモン ポケモン×この世界の片隅にクロスオーバー(ポケモンAYG)

すず/北條すず


 ヨーコの養母。クスノキシティ出身の元トレーナー。おっとりしているが、芯の通った強さと人及びポケモンの機微に聡い一面を持つ。
 ドジをこきつつもヨーコの養母になった事で肝っ玉お母さんに成長。襲撃事件で相棒共々右手をなくしているが、ヨーコが絵を描くのが好きになったのをきっかけにして再び絵を描き始めている。
 また、片手での家事も上手くなっていおり、料理は工程少なく素材の味をいかしたものが特徴(ヨーコに対し頑張ってみそ汁作ったことがきっかけで色々編み出す。今でも帰ってきた時に美味しいものを食べさせてあげたいという思いから頑張っている)。ひたすらボケ役。
 娘を心から応援し見守っており、そんな母をヨーコも慕っている。ヨーコが家に寄った時はふたりで買い物や喫茶店に出かけることが多い。ただしポケモン勝負の応援に熱が入りすぎて周囲からドン引きされることも(ヨーコは恥ずかしがりながらもとても喜んでいる)。ぴっかりさんを初めとしたヨーコの手持ちポケモン達とも大の仲良し。
 大雑把でのほほんとしているものの機転が利き、勝負時ではそれを強みに戦っていたほど。
 たまたまクスノキシティに帰っていたところに襲撃事件に巻き込まれ相棒ポケモンと右手を失い絶望、心を閉ざしかけるが少しずつ回復し、径子と和解し周作と生きていくことを決めたところで、ヨーコと出会い2年間過ごした後家族になった(この期間は、リハビリも兼ねてクレペとクスノキをユニオンサークルで往来している)。
絵を描く関係で美術教師のハッサクや芸術家のコルサとも面識を持つようになる。
 ヨーコがアカデミーに転入し寮生活を始めても、「ヨーコの帰ってくるところでありたい」と日々の家事を欠かさず行っており、よく連絡を取り合っている。
 スマホロトムのカバーはアクアグリーン。


周作/北條周作


 お馴染み嫁愛&娘愛に溢れる生真面目なイケメン。ヨーコの養父ですずの夫。グレープアカデミーの卒業生(文系コース)。
 ヨーコとは互いに接し方がわからず若干気まずさが漂っていたが、不器用ながらも歩みより愛情を注ぎ、現在は実の父娘と変わらぬ関係を築いている。
 ポケモンリーグの法務部所属。クスノキ襲撃事件後は役所の法務関係調整及びすずのために出向し2年間過ごした(ユニオンサークルで往来)。
 また立ち位置的にはリーグ委員長のオモダカの部下にあたり、その立場から娘の冒険を見守る。
 ひょんなことから営業部所属のアオキと仲良くなる。
 リーグスタッフからは苗字で呼ばれており、ポピーからは「ほうじょうのおじちゃん」、ヨーコと友達になってからは「ヨーコおねーちゃんのパパさん(パパさん)」と呼ばれている。
 かつてとある女性に思いを寄せていたが家族の反対に合い、幼少時に邂逅したすずを探して縁談を申し込み彼女と結婚したという経緯を持つ。当初はすずに対して一方的に縁談を申し入れた事に引け目を感じ、すずが自分を本当に好いてくれているのか自信が持てず、彼女の幼馴染みの水原哲が訪ねて来た時は彼にコンプレックスを抱いた事もあったが、様々な出来事を経て夫婦になっていった。
 実は甘党で、休憩時間には時折喫茶室なぎさやファミレスバラトで甘いものを食べたりしており、学業や冒険途中のヨーコと共におやつを食べることもある。ただしコーヒーはブラック派(ウインナーコーヒーはたまに飲むが)。なおその分のカロリーは徒歩と頭で消費されている模様。
 スマホロトムのカバーはネイビーブルー。


ハネすけ/ハネッコ♂️


 周作の相棒。しんちょうだが気が強い。元々は北條家の屋根に住み着いたポケモンで、周作の誘いで彼のポケモンになった。
 現在でも周作と行動を共にしており、休日には時折屋根の上で共にのんびりしている。標準サイズ。

径子/北條径子


 お馴染みみんなのお姉さん。周作の姉でありすずの義姉、ヨーコの伯母でもうひとりのお母さん。ヨーコからは「径子お母さん」と呼ばれている。
 顔立ちが周作そっくりな長身の女性で、弟同様グレープアカデミーの卒業生。ファッションにうるさくはっきりと物を言う性格で、何事もてきぱきこなす反面、炊事は好きではなくかつては料理を決まって焦がしていた(今でもたまに焦がすが、みんな気にせず食べている)。
 娘を亡くしているためヨーコを(あくまでクールに)可愛がっている。が、ポケモン勝負の応援に熱が入りすぎてすず共々周囲からドン引きされることも。また息子の久夫もポケモントレーナーであるため、ヨーコと久夫の勝負では久夫側につきすずと張り合っていたりする。
 ミライドンに会うたび顔をなめ回されるのがお約束。相棒のムーコをはじめ、なぜか昔からゴーストタイプのポケモンに好かれやすい。
 ひたすらツッコミ役。スマホロトムのカバーはラベンダー。


ムーコ/ムウマ♀️


 径子の相棒であるムウマ。やんちゃな性格で、よく昼寝をする。元々は野生でテラスタルするポケモンで、テラスタイプはでんき。しかしトレーナーに気まぐれにぼこぼこにされたところを幼い径子に救われて以来、相棒になった。現在でも径子と行動を共にしている。通常よりも少し大きめサイズ。


黒村晴美


 径子の娘でヨーコの従妹にあたる人物。本編の4年前(プロローグ前半時)、アカデミーの入学直前に突然の病に倒れ亡くなる。そのため径子の希望で創立者及び亡くなった在校生や卒業生が眠るアカデミー墓地に埋葬された。
 のんびり穏やかな性格で、初めてのポケモンであったわっぷるさんともすぐに打ち解けていた。
 ヨーコはわっぷるさんと共に彼女の代わりに世界を見て強くなると決めている。


北條円太郎


 ヨーコの祖父で、周作の父、すずの舅。現在は引退しているが、クレペシティの造船工場で働いていた技師。そのため化学が専門で、蘊蓄を語り出すと止まらない。またポケモンに知的好奇心の赴くままに触って攻撃を食らうのがお約束。ミライドンと仲良し。
 真面目かつ温和・冷静で、怒ることはほとんどない。
 ヨーコに化学の知識を授けたり本を買ったりと、彼なりに可愛がっている。


北條サン


 ヨーコの祖母で、周作の母、すずの姑。足を痛めているため普段は自宅で安静にしているが、裁縫や料理の下ごしらえなど出来ることを最大限頑張っている。
 優しい性格で、すず同様ヨーコを応援している。


タブレットロトム


 文字通りタブレット版スマホロトム。北條家における電話兼パソコン兼ラジオ。通話や動画配信はもちろん、レシピ検索も行ってくれる縁の下の力持ち。カバーはオリーブ。


浦野すみ


 お馴染みすずの妹。しっかり者の美人さん。相棒はサーナイトのルルちゃん。ヨーコにとっては母方の叔母にあたるが、「すみお姉ちゃん」と呼ばれている。
 ヨーコがパルデアに来た半年後に同地に移住、リップのコスメブランドに勤め、彼女の元で様々な化粧品の開発と普及に務めている。
 上司に当たるリップとは仲が良く、プライベートでも食事に行ったりしておりキハダとも認識がある。その際にはよく姉夫婦や姪の話をしている。スマホロトムのカバーはローズピンク。

ルルちゃん/サーナイト♀


 すみの相棒のサーナイト。見かけによらずずぶとくいたずらっ子。エスパーとフェアリーの力で公私ともにすみをサポートしている。ちなみに普通のサーナイトより長身。


とんかつ/バネブー♀


 すみが面倒を見ている、色違いのバネブー。けっこう大きめ。


いかやき/マーイーカ♂️


 すみがリップのつきそいでブルーベリー学園に来た際、テラリウムドームでゲットしたマーイーカ。わんぱくで物音に敏感。とっても大きい。


ルーさん/シルシュルー→タギングル♀️


 すずの絵描き仲間であるポケモン。控えめだが意外と力自慢。普段はクスノキ寺にいる。

ホウコ/カルボウ→ソウブレイズ♀️


 径子が働くクレペシティの寺に住むポケモン。ずぶとく物音に敏感で、寺の様々な事を教えてくれる用心棒。後にソウブレイズに進化する。
 アカツキさんとも勝負を通して仲良くなり、用心棒コンビとして活躍する。


オトちゃん/ポッチャマ♂️


 ヨーコがキタカミにてジニアから託されたタマゴから孵ったポケモン。意地っ張りかつ物音に敏感だが、キタカミでヨーコの冒険に同行しかつ北條家の柔らかい雰囲気に当てられてか、ぴっかりさんほどつっけんどんではない。
 名前の由来はクスノキの方言で「末弟」を意味する「オトンボ」から。
 キタカミから帰ってきて以降はクスノキ寺で暮らしており、マスコットキャラとして来訪者の心を癒している。

アカツキさん/ガチグマ♂️


 ご存知「赫月」。キタカミのとこしえの森にはるか昔に住み着いたガチグマ。ヨーコとの勝負の末に彼女の実力を認め、潔くボールに入る。
 以降はクスノキ寺預かりとなり、勝負を重ねてヨーコ達と仲良くなる。見た目は怖いが笑顔がかわいいギャップ萌えと、特性「しんがん」からゴーストポケモンにも攻撃を当てられるため、ホウコ・ヨツハさんとならんで用心棒として活躍している。

知多


 北條家のご近所さん。クレペシティのポケモンセンターのスタッフをしている。ぴっかりさんを保護したのも彼女。

刈谷


 北條家のご近所さん。家族を早くに亡くしているが気丈に生活している。ヨーコの伝でペパーと仲良くなり、彼を息子のように可愛がる。
 のちにペパーを養子に迎え、彼の養母になる。


黒村久夫


 径子の息子で、ヨーコの従兄。ヨーコより2つ年上の14歳でブルーベリー学園1年生。クラスは1組。初登場時12歳。
 科学部に入っており、リーグ部にもトレーニングマシンのメンテナンスなどのためよく出入りしており、シンクロミの助手も勤めている。相棒はピカチュウのピカのすけ。
 クレペシティ出身だが、父が亡くなってからホウエンに暮らす父方の祖父母に引き取られたため、径子とは離れて暮らしていた。
 ヨーコとはポケモンセンターで出会うが、当初は彼女が亡き妹の服を着ていたこと事が気に食わず一方的に勝負をふっかけ容赦なく負かした。それを径子に咎められ家を出る。
 その後追いかけてきたヨーコと和解、以降はポケモントレーナーの先輩として接する。
 ブルーベリー学園に入ったのは長男として強くなりたかったのと家族を守れなかった己を戒めるためにリーグ部へ入部するため。しかし学校生活を送る中シナベとシンクロミの誘いを受けたことにより、時計店を営んでいた父のように人とポケモンの役に立つ機械や勝負に使う道具を作るエンジニアになることを決めリーグ部を退部し科学部に入部。現在は部活動の傍らあちこちでメカニックの助っ人をしている。しかし勝負の腕は衰えておらず、リーグ部でないにも関わらずブルベリーグのランクは8位で、四天王やゼイユとも面識がある。またテラスタルオーブも所持している。
 交換留学・ブルーベリー学園編ではヨーコの活躍を見守り、変わってしまったリーグ部の雰囲気に心を痛めている。
 スマホロトムのカバーはスカイブルー。


ピカのすけ/ピカチュウ♂️


 久夫の相棒であるオスのピカチュウ。おだやかで好奇心が強い。ぴっかりさんと比べ特攻が高いため、王道のでんき技を使用する。対して攻撃力は若干低め。平均的サイズ。


カメいち/カメックス♂️


 久夫の切り札その1。のうてんきでおっちょこちょい。通常よりちょっぴり小さめ。


ゴータ/ゴルーグ


 久夫の切り札その2。さみしがりだがちょっぴり見栄っ張り。でも頼れるロボ。標準サイズ。


ポリもん/ポリゴン2


 久夫がテラレイドバトルで捕まえた人工ポケモン。なまいきで物音に敏感。けっこう大きめ。


サムコ/ハッサム♀️


 久夫の手持ちの紅一点(一応)。みんなの姉御だが、ずぶとくちょっと怒りっぽい。

ロトム兄弟


 久夫が面倒を見ているフォルム違いの6匹のロトム。みんな久夫が大好き。普段は彼の部屋でふよふよしている。


森田千鶴子


 すずの従妹でヨーコの従妹叔母。14歳。
 現在はカントーのセキエイ学園に通っており、ヨーコ、久夫同様寮暮らし。すずとヨーコはたまにリモートで話していたが、それぞれの学校に通うようになってからはあまり連絡を取っていなかった。後にテラスタルの研修にパルデアを訪れヨーコ達と再会する。
 相棒はモクローのもくろう(もにアクセントを置く)。スマホロトムはデフォルトカラーのデザインを使用。
 もくろうと共に良きトレーナーを目指し日々勉学と鍛練に励んでいる。


もくろう(アクセントをもに置く)/モクロー♂️


 しんちょうだが打たれ強い千鶴子の相棒。入学式の後に千鶴子に配布された最初のポケモンで、千鶴子の入学決定と同時に何度か行われたオンライン面談で先生やポケモンたちといろいろと話した上で決まった。
 けっこう小さめサイズ。

春本スイ


 ヨーコの実母。温厚なお人好し。クスノキシティの役所に勤めていた。襲撃事件でヨーコを偶然かばう形になり右腕を失い、出血多量で亡くなる。

春本金迩(きんじ)


 ヨーコの実父。モンスターボールの工場で働いていた。ヨーコ同様歯を見せて笑うくせのある人物。無鉄砲かつお調子者だが、正義感に溢れる熱血漢で人とポケモン問わず自分の身を挺して他者を守ろうとする真っ直ぐな男だった。
 襲撃事件の際妻子をかばう形で亡くなる。



〈おまけ〉


フクコさん


クレペシティでお好み焼き屋を営む、とってもおしとやかで心優しいお多福顔の女性。が、お好み焼きに関してはこだわりが強く頑固な一面を見せる。人もポケモンも食べられるお好み焼きは大人気。

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