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season8 14話 ポケモン×この世界の片隅にクロスオーバー(ポケモンAYG)

14.『昼下がりの決斗』


(元ネタ:そのまま)

 アカデミーの先生方も呼べるようになったため、栄養学やポケモンの扱い的な話でサワロ先生も呼ぶヨーコ。

「アカデミーより参った」

サワロ先生参上!

「ワガハイはサワロ。以後、よろしく頼む」
「シャツもエプロンもかわいい!」
「料理上手い人からまた勉強できるなんて!」

 タロとアカマツ、じーん。

「サワロ先生、お元気そうで何より!」
「やはりヨーコさん、きみであったか。留学先で好成績を修め、人材の招致をまかされているすごい生徒がいると聞いていたのだよ」
「へ? 誰からです?」
「ジム界隈から聞こえてきたのだ」

 サワロ先生うなずき、

「どれほどの傑物かと考えていたが、正体がきみであれば納得だ」
「ありがとうございます!」
「ピカピカ!」

 ま! うちの相棒なら当然ね! なぴっかりさん。

「フッ……、その素直さが成功の秘訣かね?」

 サワロ先生嬉しそう。

「教え子が大成してくれるのは、ワガハイとしても非常に喜ばしいことだ。ヨーコさんに負けぬよう、ワガハイも学園で尽力しよう」
「お願いします」

 しかし、戻ってきたハイダイと目がかち合った刹那、

「失礼ながら、あなた……、いい体をしてらっしゃいますな」
「いやいやそちらさんこそ! 何か運動などされとるんですか?」
「ワガハイは学生時代、レスリングを少々……、そちらは?」
「ウォーッ! レスリング! 手前は趣味で相撲をば!」
「ほう! 相撲! それはそれは!!」
「いやあ、ハッハッハ……」
「どうりで、フッフッフ……」

 静かにバチバチ。
 それから何故かポケモンゲット勝負(マホミル捕まえる)&相撲とレスリングの勝負に! ドキドキで見守るヨーコ&久夫。あとアカマツ&タロ。
勝負後、ふたりは意気投合し合同で講義が行われる。

「サワロ先生、今度はうちとポケモン勝負しません?」
「フフ、チャンピオンから勝負の申し出かね?」
「はい」
「ぜひともお相手しよう。ワガハイ、腕をふるわせてもらうぞ」
「ぜひ!」

 勝負!

「この筋肉にかけてねばる! サワロよ、ふんばりどころだぞ」
「愛らしさでも負けはせん。ブリムオン、テラスタルなさい!」
「生気を吸いとる接吻に、魅了されてはいかがかね?」

 ヨーコ勝利!

「申し分ない発育だ」



「ワガハイもじゅうぶん鍛えたつもりだったが……、さすがチャンピオン、成長の幅がケタ違いだな」

 仲良く帰っていくふたりをみんなで見送る。

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