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『弁護士のための医療法務 実践編』(第一法規)
2022年12月中旬以降に、実践編が発刊予定のようです。現在予約中でしたので、さっそく予約しました。
目次だけでも確かに実践っぽさが出ていますね。
▼目次
第1章 はじめに-For the patientsの精神の大切さ
第2章 顧問業務総論
第3章 保険会社との付き合い方
第4章 医療事故紛争の裁判「外」対応
第5章 医療訴訟における裁判対応
第6章 各医療機関における対応(各論)
(第一法規)
ちなみに、入門編としては『弁護士のための医療法務入門』が2020年に既刊済みです。
久しぶりに本棚から手に取ってぱらぱらめくったところ、付箋をしていた箇所がありました。
はじめて医療機関の顧問をもった弁護士が気をつけるポイントのひとつで、「私は法律の素人なので先生にお任せしますという依頼者の対応」について。以下、一部引用します。
中には、自分で考えることをしないで弁護士に相談すれば万能であると過信しているかのような発言をする依頼者もいます。そのような依頼者の場合には、弁護士が万能でないということを顧問契約時にも、顧問継続中にも言い続けなければなりません。
医療紛争でも、インフォームド・コンセントの際に、私は素人なので、先生にお任せしますというような患者や家族こそ、何か不測の事態が生じた場合には、手のひらを返したようにクレームをつけてきたり、訴訟を提起をしたりすることが多い傾向にあると聞きます。(85〜86頁)
(第一法規)
いま読んでもじわじわきてしまいます。
新刊が楽しみです!
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