for You
清らな少女よ
怯えず惑わず
ただ優しい寝台に
横たわれ
清らな少女よ
憂いも嘆きも忘れ
あなたの寝台で
目を閉じよ
全ての煩わしさと
如何なる苦悶もが
休息の時に
薄れ消えるまで
静かに
ただ安らぎの場所に
横たわれ
やがて、貴女の目蓋が開くとき
暗闇の中、
一筋の光が
貴女を招くだろう
もう悩まないでよいのだよ
十分に貴女は傷付いた
ほら、視線の先に
その光の先に
貴女の望む全てが
有形無形の美しきそれらが
貴女を待ち侘びてるのだ
必要なだけお休み
時は貴女を守り見つめ
貴女の目覚めを
急かさず
待っているのだから