推奨小説、映画etc.
「ドミソラ」 うかみ綾乃
「ティティスの逆鱗」 唯川恵
美醜、女のサガをテーマにした上記2作。
私的に感情移入は出来ぬが、その種の女性が居るということは紛れもない事実なのだ。
老いを怖れる女、際限なく美を求める女、
その比較の対象が、他者であるという悲しさ、愚かさ。
全く異なるストーリーながら、女は怖いぞ、的に・・男性に読んで頂きたいなと思う作品でした♪
同じく美に拘る、いや、内容は映画化されましたのでご存知の方が多いでしょう「モンスター」百田尚樹
温い!特にラストに近付くにつれ・・このロマン?願望は、男性たる作家の視点なのか。
多くの男性は、恋する女の純情をひたむきを・・信じたいのか。
夢幻だ。男が変わるように女も変わる。変わりたいように変わるモノも居れば、已む無く
意に反して変わるモノも居るというだけのこと。
女性を知るには女性の本を読むべし。
わたしの持論。
同じく容貌をモチーフにした小説ならば、かつて紹介しましたが、「肉体派」甘粕りりこ
好きだなぁ。
乃南アサの「躯(からだ」
井上荒野「しかたのない水」
上記も捨て難い!
おまけ:
もっと女は怖い~~と体感なさりたい方には、映画「ゴーンガール」推奨!
主演のベン・アフレック氏が、やや輪郭ぼけて、女優に食われておりましたがw
時間を短縮すると、もっと切っ先尖った鋭利な作品になったろうと、やや残念な前半あり。
「鑑定士と顔の無い依頼人」 こちらも推奨!