雑記と私#25:盆栽プラモ事件
※注:過去イチくだらない内容です。
お読みになる方は覚悟してください。
それはゴールデンウィーク直後に起こった。
静岡で開催されていたホビーショーについて
ネットニュースなどで情報を確認していたところ、
目を疑うような内容の記事を見てしまった。
『盆栽プラモデル(名称仮)』
・・・はい?
天下のバンダイさんが一体何のお戯れですか?
私は早速その思いの丈をTwitter(現”X”)にぶつけた。
当該記事の切り抜き付きで。
勤務中、お昼休みの出来事である。
その日の仕事を終え、買い物も済ませて
ウチに辿り着いた私を待っていたのは、
とんでもない量のTwitter(現”X”)の通知だった。
普段私のつぶやきにつく”いいね”などほぼ常に
1桁である。2桁に乗れば御の字だ。
それが半日足らずで100件をゆうに突破している。
・・・ナンヤネン、コレ?
プラモデル関連のつぶやきは確かに伸びやすい。
FF外からもそれなりに反応はもらえるのだが
それにしても、である。
盆栽やで?
オマエらそんなに盆栽好きか?
その後1週間近く何かしらの反応が続き、ようやく
盆栽フィーバーは収まった。
結局240ほどの”いいね”と50件近いリプがついた。
表示回数に至っては1.2万回を超えている。
無論、私史上ダントツの数である。
・・・オレの最長不倒距離、盆栽なん?
これが盆栽プラモ事件の全容である。
ところで、私の高校時代の友人で同じ『創作部』の
部員だった”正助”というヤツがいる。
彼は中学の頃からあの『海洋堂』で著名モデラーに
囲まれながら腕を磨いてきた、原型師の卵だった。
その正助の趣味のひとつが”ミニ盆栽”だった。
手のひらに乗る大きさの盆栽を学校でも窓際で
愛でていた彼のクラスでの渾名は、まんま「盆栽」。
思えば盆栽というものは、日本庭園の”枯山水”を
鉢の中で再現したものである。
そして枯山水とは、小さな庭園で日本の四季折々の
風景を再現するために誂えたもの。
いわばどちらも和風の「ジオラマ」と言える。
プラモデルと盆栽、これは実は奥深い関連性を
持つ趣味なのかもしれない。
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