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ウルトラマエストロへの道 柴又100㎞編 #15 サロマ湖100㎞編#9 完走ならず

※私の練習メニューは、師と仰ぐ岩本さんの著書をベースにしています。詳しい練習メニューを知りたい方は、こちらをぜひご購入ください。

柴又とサロマ湖が重複します。長いタイトルですいません。

不甲斐なく61㎞で制限時間オーバーとなりました。
大会の詳しいまとめはまた後日にしたいと思います。

ウェーブスタートじゃなければクリアできたんだけど…

60㎞まで頑張れたのですが、足が限界にきてキロ7分台で走れませんでした。今まで、60㎞走ができなかったのでこんなもんでしょう。

また、ガーミンや携帯のバッテリーが心配でしたが、節制した結果十分持つことが分かりました。新調しなくてもよいので安心しました。

大会前、関門通過できなかったら悔しいのだろうかと考えたことがありました。61㎞地点で「お疲れさまでした」とボランティアの人たちに拍手で迎えられた時、不思議と達成感、俺はすべてを出し切ったと思いました。
収容バスにいたランナーたちの表情も、同じように思えました。
高すぎる壁に全力で立ち向かい、敗れ去ったが悔いはない。
そんな感じでした。

自分は来月のサロマ湖に出場するレベルではないこと突きつけられました。
あと1か月で13時間を切るレベルに達することは難しいのではないか?
ゆずれーる(RUNNETの出走権譲渡サービス)があれば利用したい。
ダメなら、棄権してボランティアとして関わりたいとも。

キッチンカーで吉野家が来ていたので注文。体に沁みる旨さ。

ゴール付近で牛丼を食べていると、ちょうど11時間台でゴールする人たちを出迎えるアナウンスが聞こえてきます。自己ベストが12時間後半だから、この人たち本当に凄いな~と思いました。でも、不思議と悔しいという思いが湧いてこない。単純に健闘を称える、リスペクトする気持ちでいっぱいでした。

ですが…

翌日からじわじわと悔しさがこみ上げてきました。そして

自分はベストを尽くしたのか?
手を抜かなかったか?
言い訳探して練習をさぼらなかったか?

そう考えてしまいます。

ウルトラマラソンは
「周到な準備と不屈の精神を競うスポーツ」
と痛感しました。

ここまではよかったんよ

応援してくれた皆さま
ボランティアの方々、特に炎天下の中頑張ってくれた中学生の皆さん
互いに励ましあいながら走ったランナーの皆さん。

本当にありがとうございました。

2023 柴又100K~東京⇔埼玉⇔茨城の道~
走行距離 61.1km
結  果 08:32:13 関門突破ならず