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RUNNETの大会レポにモノ申す!

ランナーさんが使うランニングサイトと言えば

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でしょうか。

RUNNETには大会を評価する大会レポという機能があり、細かな設定で採点できるようになっています。そして、文章で大会についての感想を残せるのですが・・・

これが、目に余るんですよ!

多くのランナーさんは感謝のコメントが多いのですが、
「そんなことで減点するの?」
「事前に準備しときなよ」

と思うのが多いんです。

中には大会運営の不備も見受けられますが、
私に言わせれば「そんなことで目くじら立てなくても…」と思います。

特にひどいのが給水とエイドについて!

「エイドがしょぼい」
「フードの種類がない」
「スポドリを薄めていない」
などなど

ボランティアに迷惑かけるな

個人的にはエイドを頼った走りはどうかと思います。
そんなに心配なら、沢山持って走ればいいのに。

コロナ禍以降、参加料が高騰しているので、金額に見合ったものを期待しているのだと思いますが、ボランティアの方や感染対策、物価高騰などたくさんの理由での値上がりということは容易に察しが付くでしょう。値上げして利益を上げようとする大会なんで、淘汰されますよ。
大会開催してくれた事務局の方々に感謝の気持ちをもっともたないとと思うのは私だけでしょうか。

炎天下の中、無償(多少の謝礼はあるのかも)で長時間対応してくれるボランティアの方々には頭が下がります。自分も走れなくなったらするつもりです。

愛好家が増えたことの弊害か

評価は今後の運営のために大切なことはわかりますが、ただの趣味のために付き合ってもらっているという感覚が重要だと思います。
あれだけきついトレーニングメニューをこなしているにもかかわらず、心の成長がないのは残念です。

古代ローマ時代の風刺詩人、ユウェナリスはこう残しています。

orandum est ut sit mens sana in corpore sano.
「健全な精神が健全な身体の中にありますように、と願われるべきである」

『風刺詩集』第10編第356行

現実はそうでないことを、古代ローマ時代も嘆いているのです。

...orandum est ut sit mens sana in corpore sano.
fortem posce animum mortis terrore carentem,
qui spatium uitae extremum inter munera ponat
naturae, qui ferre queat quoscumque labores,
nesciat irasci, cupiat nihil et potiores
Herculis aerumnas credat saeuosque labores
et uenere et cenis et pluma Sardanapalli.
monstro quod ipse tibi possis dare; semita certe
tranquillae per uirtutem patet unica uitae.

……健全な精神が健全な身体の中にありますように、
と願われるべきなのだ。
強い心を、死を怖れない心を願え。
死の間際にあって後悔のない心を。
どんな苦しみにも折れない心を。
怒りにも、欲望にも打ち克てる心を。
欲望の限りを尽くしたサルダナパール王よりも、
12の試練を乗り越えたヘラクレスを良しとする心を。

君たちの中にもそのような良い心があるのだ。
そしてそれは、必ずや良い人生へと導いてくれるだろう。

ユウェナリス-wikipedia

RUNNETは、大会レポのあり方を検討してほしいと思っています。