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若気が至り、私は死に損ない


この6月は人生で一番あっという間に過ぎていきました。
子どもの頃の体感でいうと一週間しか経ってないのに一ヶ月が終わっていました。
時間って不思議な存在よね。みんなこの中に生かされてる。逃げられないし。

最近は諦めることが上手になって、少し生きやすくなったんだけど、
でもその代わりに何か大きなものを失いました。それが大事なものかどうかはわからないけど。でもとても大きい何かが私の中から失くなった感覚があります。
もう返ってこないかもしれない。本質が変わるのは少し怖いです。

なんでもどーでもいいことばっかりなんだよ。
所詮たかが一人の人間の人生なんてそこら辺に落ちてるタバコの吸い殻みたいに大して意味はないんだし
愛だのお金だの将来だの幸せだの、どうせ死ぬなら本当に本当にくだらないことなんだよ

でも生きなきゃいけなくて、死ぬまで。
私は私と一緒に死ぬまで過ごすんです。
こんなに単純なことなのに、ものすごく難しい。生きていくのはものすごく難しいね。

美味しいものを美味しいと思えて、会いたい人に会いに行けて、楽しい気持ちや嬉しい気持ちで胸がいっぱいになる時があって、
好きなことがあって、守りたいものがあって、大切にしたいことがあって、
それでも今を幸せと呼べないのなら、じゃあ幸せってなんなんでしょうね。

いらないことばかり考えて、悲しくなって、空しくなって、不安になって、
安全な場所なんてどこにもないのに、いつも手探りして、私はこれからもこうやって生きていくんですか。

どうしようもない人間です。
一人で生きていくのは難しいことですか。
いつまで生きているんですか。
これから何が起こるんですか。
何を思うんですか。
どんな苦しいことが待っていますか。

どうしようもない人生です。
若さはいつまで続きますか。
私から若さがなくなったら何もないのに。
なんにもない、なんにもないのに。

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