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「起こらないこと」の面白さ
「起こらないこと」は、当たり前だが、現実には存在しない。
だって、「起こらない」のだから。
でも、起こることを前提に、懸命に物事を進めるため、起こらないとわかった時は、悔しかったり、悲しかったり、末に腹立たしかったりする。
でも、
後々考えると、「起こらなかった」から生まれる今があったり、自分に起こらなかったことで、他人に起こったりすることがあり、面白いな、と思う。
具体的には、
妊娠、出産を経て、今の仕事が続けられないと判断し、産休をもって退職をした。今後、どうしようかなと思っていたら、パートナーの仕事の関係で遠方に引っ越すことになりそう。そもそも、出産をしていなかったら今の仕事は辞めにくかっただろうし、そして育休をとっていたら、私の人生はどんな歯車になっていたのだろうか。
「起こらないこと」は見えないし、他人には共有しづらい。
でも、私は確実に、「起こらなかった」ものを手放しながら、今の自分に出会っている。
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