DCとiDeCoの比較
勤め先のDCとiDeCoを比較した記事です。
勤め先のDC
僕の勤め先ではDB/DCを導入してくれています。
ただ僕はコレまで資産形成について真剣に考えたことはなく、またいきなり投資信託の話をされても理解できなかったので、入社してからは元本確保型の預貯金を選択していました。
しかし、今年に入ってリベ大を見てからは考え方が変わり、自身のDCを見直すことにしました😄
勤め先のDCの内訳は以下の通りです。
預金の商品 4つ
元本確保型の保険 2つ
国内債券 1つ
外国債券 1つ
国内株式 5つ
外国株式 1つ
バランス型 6つ
何も知らなかった時は多いと思いましたが、知識を持ってから印象はだいぶ変わりました。
外国株式が1つしかなく、国内株式は信託報酬が1.5%超が三つ、残り二つは累計リターンが5年で+30%程という状態で商品ラインナップは微妙だと思うようになりました😅
この中で外国株式は信託報酬0.154%、累計リターンが5年で+85.69%とひとり気を吐いている感じでした😊
国内債券は累計リターンが5年で-2.47%と振るわず、外国債券も+14%です。
DCを提供している会社からのオススメは株と債権のミックスですが、僕は魅力を感じず外国株式比率を100%に再設定しました。
なお、この外国株式は野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(確定拠出年金向け)になります。
長くなるため、以降も外国株式と表記して説明します。
さて、次はiDeCoの商品を比較します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)について。以下、米国株式と略す
2022年10月からマッチング拠出をしていなければDCを行っていてる会社に勤めていてもiDeCoに加入できるようになりました。
僕はDCの外国株式も悪くないとおもったのですが、幾つかどうかなと思うところがありました。
DCの総合サイトがとにかく不親切設計で商品の状況把握が困難なため不信感があった。
積立NISAの様に長期を目的とした投資信託だが分配金が5円毎年支払われており、将来的にこの分配金の支払いが成長性に悪影響を及ぼすと思った。
全世界よりもアメリカに特化した投資信託が好みだった。
特に分配金の支払いがなされている事に、年金用の投資信託としてどうかなと思いました。
そこで今回、SBI証券のiDeCoで取り扱っている米国株式をベンチマークとして比較してみることにしました。
米国株式のファンド紹介のページにベンチマークとして外国株式が掲載されていました。
外国株式は騰落率が+59.8~-12.4%。平均は17.2%。
米国株式は騰落率が+55.5%~-7.8%。平均は18.7%。
これだけみると似た成績ですね😅
では次に信託報酬を比較してみます。
米国株式の信託報酬率は0.096%程。
この記事を書いている2022/11/9に外国株式の信託報酬が0.1023%へ引き下げられたのですが、iDeCo検討時は0.154%だったので、米国株式の方が魅力的に思いました。
外国株式の信託報酬が引き下げられたのは、法改正に伴ったiDeCoの影響で資金流出する事を気にして引き下げたのかなと推測しています。
この引き下げがもう少し早ければ違ったかもしれませんが、僕は前述の理由から口座管理費用のコストを差し引いてもiDeCo、特に米国株式を始めることに魅力を感じました。
特に外国株式と米国株式の両輪で進めることでリスク分散になるし、僕の積立NISAの形式に近づくのが良いと思いました。
以上の理由で僕はiDeCoで米国株式の購入を決定しました。
拠出金額はDBも行っているので月額12,000円まででしたが、後の法改正で20,000円以上拠出できるようになるので積立NISAの運用金額と近い感じできそうです😁
マッチング拠出金額とiDeCoの拠出金額に差はほとんど無いのでDC一本で構わない人も多いかと思いますが、iDeCoとの併用もメリットが有ると思います。
例えば今後も勤め先で働けるか不透明です。
万一転職した時にiDeCoに資金を移す可能性があります。
それを考えると早い段階からiDeCoを始めておくことは転職リスクを緩和してくれるかもと考えています。
僕の記載内容が正しいか分かりませんが、自分なりに考えて方針を決めれるようになっただけでもリベ大で勉強した事は有意義だったと思います😁
皆さんも確定拠出年金、iDeCoについて興味があるならば見直しする良い機会だと思いますので、参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました☺️
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