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SDGSを考えるといろんな人と繋がり始めた!

≪トマトの食器≫

昨年10月に新聞で「トマトの残渣から食器」の記事をみつけました。
この記事を読んだ時、運命的な何かを感じました。

というのも・・・。
その1週間前、自宅の庭で冬支度をしていました。
プランターで育てていたミニトマトの茎や葉が非常に多くて驚き!
(廃棄するために何枚ものゴミ袋を使ってしまいました...これではエコではありません・・自己嫌悪)


この「トマトの残渣から食器」をつくる、アップサイクルプロジェクト。
・なぜトマトだったのだろう?
・これから何をしようとしているのだろう?
・残渣からコレを作ってみてほしい!
色々なことが気になり始め、
わたしは衝動的にメールしていました。

トマト残渣の食器

すぐにメールに返信をいただき、
・ガーデニングを趣味としている
・地域おこし協力隊の私
・トマト残渣で苗用ポットは作れますか?
・隣町に住んでいる

興味を持っていただき、お会いできることになりました。
笑顔で出迎えていただき、早速「トマトの残渣食器」を
見せていただきながら、熱量たっぷりの90分!


・2年前に東京より移住されてきたこと。
・勤め先の農場で、トマトの残渣の多さにひらめき苗ポットを考えたこと。
・それをもって起業セミナーへ行き、発表したところ
 「君面白いね」という声をいただいた方から、人をご紹介いただき
  そこから色々な企業とのつながりも生まれたこと。
・湧き出る発想に対して「3年間でダメなら撤退する!」と決めて取り組ん      
 でいること。
・今後の夢について。

お聞かせいただいたお話に共感の嵐です!


起業の先輩からアドバイスをいただきました。

「大きな目標を掲げ、それを声に出して続けてみよう!」

活動の方向性を考え悩んでいたのところでしたので、
この言葉に背中を押していただきました。

「私も夢をアナウンスし続けてみます!」

この出会いに感謝しています。


***

≪エコロジーな牧場を目指す循環型農業≫


搾乳体験を受け入れてくれたジャージー牛

今年の1月末。
同僚が隣町の地域おこし協力隊とつながった際に
ミートアップ(&ランチ会)』
の企画が進み、意見交換会をしました。

同期の協力隊員6名で隣町へ出向き、他町の協力隊の方と交流するのは初めてのことです。

お話する中で
「町での活動について」や「現状困っていること」
などを、地域おこし協力隊同士で共有できたことで、
「横のつながりも大事だな。」と強く感じました。

⇒意見交換会のあとは、牧場見学。


見学した牧場では、牛の餌に発酵菌を加えることで、
牛舎内で発酵が始まる糞尿から高品質の堆肥を生産・販売していました。

牛たちはとても快適そうな表情で過ごしており、
その様子は非常に印象的でした。

見学した牧場は、一般社団法人アニマルウェルフェア畜産協会より、
アニマルウェルフェア畜産農場に認証されています。

アニマルウェルフェアとは、「動物は生まれてから死ぬまでその動物本来の行動をとることができ、幸せでなければならない」とし、家畜のストレスが少なく、行動要求が満たされた健康的な生活ができる飼育方法を目指す畜産の在り方です。

一般社団法人アニマルウェルフェア畜産協会HPより

以前は牛の糞尿から作られる堆肥は、
製造過程での強い匂いが印象に残っていましたが、
製造方法の工夫により、思い出と異なるほど清潔なものでした。
(それでも完全に無臭というわけではありませんが…)

牛舎に降り注ぐ柔らかな日差し。堆肥の香り。
搾乳体験でふれたあたたかさ。牛から吐き出される白い息。
MILKの甘くやさしい味。五感をフル動員しての1日でした。


今回の意見交換と見学を通じて、
観光や特産品の分野でのつながりや情報共有が、
互いの可能性を広げることにつながると感じました。

隣町とは道路でつながっており、人の流れも共通しています。
その流れに沿って情報を提供することで、
その効果は倍増すると思います。

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≪その後の小話≫

後日知ったことですが、2社が協力して
「トマトの残渣で作った食器の堆肥化実証実験」
が行われています。

つながりがあるんですね。**********************************************************************************








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