見出し画像

書く習慣DAY20 これまでで一番の後悔


後悔してることなんてたくさんある。

日常の些細なことから人生に関わる大きな決断まで「ああすればよかった」「こっちを選べばよかった」と悔やむことばかり。
数え出したらキリがないが、私の人生最大の後悔は就職せずに大学を卒業したことだ。
あのとき就職していたら、どんな自分になっていたんだろうと思う。

大学卒業後、約1年間ニートだった。何の肩書きもなく、何者でもない空っぽな自分。
新卒という最強カードを失い、人生の敗者だと思っていた。
結局はアルバイトから正社員になれたけど、何年もかかった。
時給で働いてるのにサービス残業ありのブラック企業だったけど、就活に失敗したなんのスキルもない自分を雇ってくれる会社はない、と思っていたからずっとそこにいた。
辞めたいと思いつつ、怖くてしがみついていたけど、身体的にも精神的にも限界がきて退職。

学生のときは、良い大学に進学する、入学した後は良い成績をとる。それでよかった。
でも、社会に出たら正解がない。良い仕事って何?良い会社ってどんな会社?
地方の三流私大じゃ、世間でいうところの良い会社に就職できるわけがない。

大学4年生の時、私は自分で決められないことに初めて気がつき、その事実に愕然とした。
今まで自分で決めてきたように見えて、実は世間や親からどう思われるかを基準に決めていたのだ。特に母から。

母が納得する就職先は一体どんなところなのか、どんなに考えても答えが出ないし、母はあんな会社ダメ、そんな仕事はダメ、とケチをつけてばかり。

昔から母の望むいい子でいるために必死で、燃え尽き症候群みたいな状態になっていた。
同級生は次々と就職先が決まっていく中、自分の進路は決まらない。時間ばかりが過ぎていく。焦りと不安で苦しかった。
人って自分がどこに向かっていいかわからない状態が一番のストレスかもしれない。

思い返せば、就活が始まったときは国立大に行けばよかったと後悔した。
大学受験の時は、私立の文系じゃなくて国立の文系志望で受験勉強すればよかったと思った。

人生は選択の積み重ねだけど、大事なところで間違ったほうばかり選んできたような気がする。
でも、別なほうを選んだとしても、同じ自分が選んだ道なら最終的には同じ結果になったのでは?とも思う。

今でも優柔不断で迷ってばかりだけど、私の人生はこれで正解、と自信を持って言えるような生き方ができたらいいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?