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おススメドラマ!『3年A組』紹介

ドラマ『3年A組』の作品について紹介したいと思います。
SNSが流行している現代社会において、その問題とリンクしているドラマであり、見たことのない皆様に紹介したく書かせて頂きます。
物語内容とまとめを書きましたので、ネタバレにもなってしまうかもですが、お付き合いいただけると幸いでございます。

■景山澪奈が自殺した真相は?柊が3年A組を人質に取り最後の授業を行う!

あと10日で卒業となった3年A組。目立たない教師だった柊一颯(菅田将暉)は、教壇で突然『今から皆さんは人質です。俺の目的が達成するまで、みんなにはこの教室にいてもらいます』と告げました。その直後、爆発が起き3年A組の生徒たちは学校内に取り残されてしまいます。
柊は10日間で最後の授業を行うと言い、指示に従わなかった生徒にはペナルティを課すと発言』そして初日に出された指示は、景山澪奈の自殺の理由を答えるというものでした。 回答者には、学級委員で澪奈と親しくしていた茅野さくらが選ばれます。夜の8時までに答えられなければ、生徒1人が死ぬことに……。
“実は3年A組は、クラスメイトの景山澪奈(上白石萌歌)を自殺で失っていました”。
澪奈は水泳部でエースとして活躍していましたが、ある時SNSで彼女がドーピングをしているという噂が立ち、周囲が澪奈と距離を取り始めます。 それまで仲良くしていたさくらも澪奈と話さなくなり、このいじめが自殺の原因だと答えたさくら。すると澪奈から相談を受けていた柊は、自殺の原因はいじめではないと言ったのです。 答えを間違ったため、3年A組の誰かが犠牲になることに。クラスメイトは答えを間違えたさくらを責め、彼女が死ねばいいと発言。
柊はそれに激怒し、『友人の死と向き合った茅野に対して何も感じないのか』怒鳴りました。そして柊に殴りかかってきた中尾蓮(三船海斗)が、初めの犠牲者となってしまいます。

■景山澪奈の嘘のドーピング動画!投稿したやり逃げXは誰!?


監禁事件2日目。
柊(菅田将暉)は澪奈(上白石萌歌)が自殺した原因となった、嘘のドーピング動画をSNSに投稿した「やり逃げX」に、20時までに自ら名乗り出るよう指示します。名乗り出なければ、また犠牲者が出ることに……。
名乗り出なく耐えきれなくなった、さくら(永野芽郁)は、自分が犯人だと言い出すも、香帆がついに自分がやり逃げXだと自白した。

■ドーピング動画を撮影したのは誰だ!?回答者は刑事!


監禁事件3日目。
柊は自殺した澪奈(上白石萌歌)の嘘のドーピング動画を撮影した人物に名乗り出るよう指示します。今回は生徒ではなく刑事に調べるよう指示し、もし特定できなければ生徒5人が犠牲になると通告。
しかし、今回も犠牲者が出ることとなってしまった。
犠牲となる5人は、自ら反省し名乗り出た里見の他4名。柊が名指し、美術室へ行くときに、爆発が起こります。その美術室には、なんと最初に殺された中尾(三船海斗)が立っていたのです……。

■ドーピング動画を撮らせたのは甲斐?裏にいる黒幕とは。


監禁事件4日目。
柊は、誰がドーピング動画を撮らせたのか名乗り出るよう指示します。
黒幕はベルムズという半グレ集団のボス・Kでした。
黒幕のKがベルムズの岸であることが判明。
すべてを打ち明けようとした柊は、苦しそうに倒れてしまったのです……。

■生徒がベルムズの仲間に!?ベルムズから託されたものとは一体!


監禁事件5日目。
柊(菅田将暉)は倒れたまま動かず。
生徒の唯月の彼氏はベルムズのリーダーKで、Kの彼女になることでモデルになることができたため、真実を話してその地位を失うのが嫌だと訴えます。 柊が目を覚まし「恥をかかずに強くはなれない。お前のこれまでは間違ってない」と諭し、唯月はKにもらったSDカードを手渡します。 そこに書かれていたのは、hunterという魁皇高校教師の名前でした。

■ベルムズに動画作成を依頼した教師hunterは誰?


監禁事件6日目。「フェイク動画をベルムズに依頼したhunterは、20時までに名乗り出なければ教室を爆破します」と教師たちに伝えました。
しかしhunterが名乗り出なかったため、教室は爆破。
柊は、澪奈(上白石萌歌)と誰かがビルに入っていく映像を流し、hunterは武智(田辺誠一)だと言ったのです。

武智はhunter!?人気教師の裏の顔とは!


監禁事件7日目。
柊(菅田将暉)は名指しで武智(田辺誠一)がhunterだと訴えるも、武智は真っ向から否定します。柊は、20時までに武智が罪を自白しなければ、武智の大切にしているものを奪うと伝えました。
武智はベルムズにフェイク動画を依頼したことを認めました。
柊は、『ここからが本番だ』と決意。

悩んだら「ぐ、くる、ぱ」。柊の伝えたいこととは!?


監禁事件8日目。
『ここからが本番だ。今日は自習』と言い、生徒たちに鞄やスマホを返しました。 『大事な決断をするときはぐっと踏みとどまって、くるっと頭を一周させれば、パっと正しい答えが浮かぶ』柊はそう伝えました。
フェイク動画を依頼したのは武智だが、武智を裏で操っている人間がいることを明かしていました。武智は、ベルムズに動画を作らせたことも認めるも、澪奈(上白石萌歌)を殺したことは否認しました。
生徒たち同士が口論となり、「ぐっくるっぱ」と瑠奈は言い、生徒たちは冷静になります。それを見ていた柊は自分の伝えたことが届いていたことに感動し、涙します。

柊の本当の目的とは?真の黒幕は一体、誰なのか。


監禁事件9日目の3月9日。
柊は授業を始め、本当の目的を話すと生徒に伝えます。
目的は2つ。
1つ目、武智に罪の重さを分からせること
2つ目、柊は自分の手を刺し、感情が麻痺した大人になってほしくなかったためだと伝えます。

SNSの脅威!柊が本当に伝えたかったこととは?


監禁事件10日目の3月10日。

柊は、翌朝8時にSNSのライブ配信で真実をすべて話すと去っていきました。
朝8時。SNSのライブ配信でフェイク動画の裏側、SNSをわざと混乱させていたこと、信ぴょう性のない情報にどれだけの誹謗中傷をしてきたのかとユーザーに問いかけます。 澪奈を殺したのはSNSであり、心無い言葉に耐えられずに死んだのでした。
柊は泣きながら、『誰か1人だけでいいから、感情に任せた言葉で澪奈のような死者を出すことに気付いてほしい』と配信を終えました。
生徒たちは必死に屋上に向かいます。そして、柊は屋上から飛び降りようとしますが、茅野が手を掴みます。生徒たちも手を掴み、柊は助かりました。 茅野に、『お前はその小さな手で澪奈を救おうとしたんだよ、自分を責めるな』と言います。柊は茅野を救うために屋上から飛び降りようとしたのでした。
柊は郡司に手錠をかけられ、生徒たちに『卒業おめでとう』と去っていきました。

☆まとめ


現代社会においてSNSの存在は、あって当たり前のツールであり、今後も今以上に普及していくだろう。その中で、“一人一人の中傷的で軽はずみな言葉(文字)”は暴力に値すること、人を『殺してしまう可能性があること』を教師が命を懸けて、生徒を更生・世に訴える物語であった。いかに自分たちが不確定な情報に踊らされているかを、彼は命をかけて10日間の中で示してみせた。
最終話での校舎の屋上で柊先生がひとりで「マインドボイス」を通じてライブ配信をした。画面の向こう側にいる不特定多数の匿名ユーザーたちに向き合い「言葉は時として凶器になる」と訴えた、7分にも及ぶシーンは忘れられない。
画面に次々と投稿される心ない“中傷的”な文字の隙間から、画面の向こう側にいる「お前に言ってんだよ!」と泣き叫ぶ様に衝撃を受け、久々に世の中の問題とリンクした心に残るドラマと出会い、一人でも多くの人にこの作品を紹介したいと感じた。


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