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【うつ病】私の薬物治療 ②向精神薬編

アンニョンデス。
前回は睡眠薬デエビゴについて書きましたが、今回は向精神薬について書きたいと思います。

初めて精神科に行ったときに抗精神病薬の”クエチアピン”と抗うつ薬の”レクサプロ”をもらいました。
抗うつ薬の飲み始めが一番怖かったです。
もし自分がうつじゃなかったら…(多分それはない)とか、ハイになっちゃわないかな…とか、吐き気に襲われるのかな…(これが一番現実的)とか色々心配でした。
今回も同様、あくまでも私の場合の話を書いていくので、この限りではないですよ。主治医や薬剤師の方に従ってください、よろしくお願いします。


抗精神病薬 クエチアピン

クエチアピンは不眠と気分にも作用する(合ってなかったらどうしよう…)という事で25mgから飲み始めました。就寝前服用です。
25mgだと十分に寝ることができなくてすぐ50mgになりました。

副作用は特になくて、これ飲んだら寝れるありがたい~って感じ、私の場合は。
副作用として体重増加がよく挙げられるみたいですが、私は太った感じはしなかったです。
しんどい時にまで体重を気にするより、うつが良くなる事に専念したいと考えていたので、”もし太っても今はしょうがないや”くらいに思っていましたが、実際薬で太ったとも思わなかったので良かったです。
うつがマシになってくると50mgでは眠気が残るのが気になって、クエチアピンは25mgになりました。


抗うつ薬 レクサプロ・トリンテリックス

続いてビビり散らかしながら飲み始めた抗うつ薬です。
初めはレクサプロを飲んでいましたが、途中からトリンテリックスに変わりました。
結論から言います。
最初は抗うつ薬、大っっっ嫌いでした!!!
うつでしんどいのに、吐き気で追い打ちをかけられる。

でも今は感謝しかない。一日も欠かさず、信じて飲み続けて良かったです。

まずは”レクサプロ”。
吐き気が出ることが多いと分かっていたので、心の準備はしたうえで飲みました。
初めて飲んだ夕食後、1時間くらいした頃だったと思います。多少胃の不快感が出てきました。
「あ、このくらいか!全然耐えれるじゃん!」
そう思って、ちょっと気持ち悪い気がするけど普通にお布団に入って寝ました。

ところが夜中の2時…
とんでもない吐き気で目が覚めてトイレへダッシュ…
ガタガタ震えて、正直救急車を呼ぶことになるかと思った。
しばらくしたら治まったのでまたお布団に戻りましたが、絶望感というか、心が折れそうになりました。

10mgを処方してもらっていましたが、きつかったら5mgで大丈夫と言われていたので、2日目からは半分の5mgにして次の通院までめげずに飲み続けました。
しんどいけど早く治したいから今は我慢しようというのと、急に飲むのを辞めて離脱症状?が出てしまったらどうしようという心配もあって、それで引くに引けない感じでした。
5mgでも吐き気と浮動性めまい(震度1くらいの地震を感じる、ふわふわする感じ)は1.2週間くらいずっとあって、本当にしんどかったです。
そもそも効くまでに2週間以上はかかると言われているのに、その間に副作用が強く出るなんて地獄の薬ですよ本当に。

それからは吐き気止めも処方してもらって一緒に飲むようになりました。
しばらくそうやってレクサプロ10mgを飲んでいたのですが、肝臓の数値が悪くなって”トリンテリックス”に変えることになりました。
だいぶうつも良くなってきて、吐き気止めを飲まなくても大丈夫になって喜んでいたくらいのタイミングだったので別れるのがちょっと寂しかったです(笑)
なんと言っても、最悪の初日からめげずに飲み続けて、急性期うつから私を救ってくれた薬ですから。

トリンテリックスに変わって最初の日は念のため袋を用意して寝ましたが、出番なしでした。良かったです。
特に気になる副作用もなく、続けて飲んでいます。
抗うつ薬は半年から1年くらいは飲み続けるものらしい?ので、しばらくはトリンテリックスにお世話になりそうです。

だいぶ時間も経って今は安定してきていますが、やっぱり薬に生かされてるなと感じることが時々あるんです…
薬なしの生活ができる日々はまだまだ来なさそうですが、ぼちぼちやっていきます。

みどりときいろ

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