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【読書メモ】『マンガでわかる 休職サバイバル術』
基本情報
タイトル:『マンガでわかる 休職サバイバル術』
著者:加藤高裕(著)、ミヨシ(漫画)
読了日:2024年6月16日
メモ:2024年6月購入
引用と感想
悩みごとや困りごとは一人で解決しようとしない
ベストな選択のために専門家を活用しよう!
「いや、当たり前!」と思うかもしれないが、これができなくなるのがメンタルダウンだ。
視野が狭くなる。ひとを頼れなくなる。
原点にして頂点。
休職のゴールはどこ?
目的を見失わないことが大切
「何のために休職するか」と問われれば、私は、再び本来のパフォーマンスを発揮して働き、仕事もプライベートも含めた人生そのものを充実させるためである、と考えます。
私はいま、漫然と休職期間を過ごしている。
というのも、心のどこかで「主治医が治ったと判断した時が治療の終わりだろう」と考え、その程度の心構えしかしていない。
どうなったら「元の私」なのか。
どんな自分に「なりたい」のか。
そこまで考えないといけないし、「元に戻る」以外を望んでもいいのだと気づかされた。
さらに、「立場に応じた役割と責任」については、もうひとつの視点があります。それは、職場での立場は、決してその人の全人格ではない、ということ。
自分にも相手にも当てはまる考え方だろう。
特に私の場合、自分の世界が狭いので『会社・仕事で否定される=自分の全てが否定される』という考えになっていた。
もっと視野見分を広げたい。
全体まとめ
前提条件が「大手企業に勤めている人」だと感じた。
そんなに簡単に休職できない人、休職期間がそこまで長くない人の方が多いのにな、と思いながら読んだ。
本の構成も少し読みづらかった。
0章で『データが示す経営戦略としてのメンタルヘルス対策』と銘打って、いきなり厚生労働省のデータをみせられても読めない。
マンガ → 休職者視点
本文 → データ、休職者向け、企業向け
想定読者がコロコロ変わるのも読みづらさの原因だった。
休職前から復職後までの流れを一貫して把握できた点はよかった。
また、産業医としての視点や復職ラインはなかなか聞けないので知れてよかったと思う。
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