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自分の市場価値を把握する

◆『はたらく』とはどういうことか??

今の会社は給料が安い
この先、給料があがる見込みがない。
そういった声を口にする人が多いんですが、
給料とは仕事の対価なので先ずは『はたらく』
ということについて詳しく確認する必要があります。

資本主義社会は資本を持っているひと
(株主や社長さん)に対して自分の命(時間)を
切り売りしてその対価として給料をいただく形が
基本的な考え方。

2年目の先輩と学校を卒業したばかりの
新入社員がほとんど変わらない給料を貰う
理由はここにあります。時間の切り売りなので。

ここで大切になってくる考え方が、時間単価。
限られた時間で多くの価値を生む人へ
給料という形で経営者から還元されるので、
昇給があったりしますし、
業種や会社によって利益率が違うので
一人当たり生み出す付加価値の単価が変わってきて
結果として給料が違ったります。

ただただ指示されたことに対して行動するだけでは
価値は生まれにくい、
人を動かすと書いて『働く』なので
人を動かす・価値を生み出せる人材に
ならなければ生涯にわたって収入を
増やしていくのは難しいのではないでしょうか。

◆自分ができることの棚卸し

今のお仕事のなかで自分が生んでいる価値=自分の市場価値なのでそこを因数分解してみましょう。
そうすると自分のスキルや価値が可視化できるからです。

先ず自分には何ができるか?
例えば、後輩スタッフの教育ができる、とします。
教育というものは教える先の相手がいて、その方に伝える目的が存在しているはずです。

『何』を『どんな目的』でという軸をいれて
考えてみると具体化してきますので、
自分が得意とすることや生み出している価値が
可視化できるようになります。

さらに、
そこにどれだけの時間を使っているか?
生み出している価値はどれくらいの単価なのか?

といったコストを確認することで
今の自分の1カ月当たりの市場価値が
おおよそ見えてくるでしょう。

毎月20万円の給料をもらっているのであれば、
実際に試算した自分が生み出した付加価値との
差異を確認し少なく感じれば、
それは雇用されている会社へ還元(搾取)という形になっています。

こうやって因数分解をしていけば
自分の特技も言語化ができて、
市場価値を把握したうえでキャリア設計や
自分のサービス価格設定も
可能になってくるのではないでしょうか。

給料が安い・高い、自分のサービス単価の設定が
難しいなど日々感じている課題が
モヤモヤしていてなかなか解決できないのは、
判断基準が明確になっていないことがほとんどなのではないでしょうか。

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