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ステロイドの副作用が止まらない

どうも「駆け出し」です!
私は「サルコイドーシス」という疾患とともに闘病生活中の理学療法士(リハビリの専門職)です!

本日は「ステロイドの副作用が止まらない」という記事になります。
私はサルコイドーシスという疾患によりステロイドという薬を服用しています。このステロイドは、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われています。一方、ステロイドの副作用は多くあり、下記のようなものがあります。

ステロイドの副作用(鈴木:ステロイドの副作用と対策, 2022)

私の場合は、特に不眠症、食欲亢進、満月様顔貌(顔に脂肪がつき満月のように丸くなった状態のこと)の副作用が強く出現しています。

はじめに「不眠症」についてです。現在は、睡眠薬により睡眠時間を確保しています。しかし、寝ている途中で目が覚める(中途覚醒)や朝方に目が覚めやすくなり、日中の眠気が絶えません。

次に「食欲亢進」についてです。何を食べても満腹感が得られません。とてもお腹が空きます。そのため、一回の食事量に注意したり、間食をしないように食後に歯を磨くような対策をしています。

最後に「満月様顔貌」についてです。体重の変化はありませんが、治療の経過とともに顔が丸くなってきました。しかも、最近髪型を短髪にしたためより顔の大きさが強調されています(笑)

私の場合は40mgと多めにステロイドを服用していることもあり、強く副作用が出現しています。しかし、このステロイドによる副作用の程度は人により様々です。副作用が出現した場合には、医師に相談して対応するしかありません。

人類が作り出した薬は疾患に対する効果が絶大な反面、多くの不作用を伴う薬です。やめたくてもすぐにやめられません。徐々に減らしていくしかないありません。

この理由として、通常ステロイドホルモンはプレドニゾロンという薬の換算で2.5~5mg程度が副腎皮質から生理的に分泌されています。しかし、それ以上の量のプレドニゾロンを長期服用した場合、副腎皮質からのステロイドホルモンが分泌されなくなります。そのため、急に服用しなくなると体の中のステロイドホルモンが不足し、倦怠感、吐き気、頭痛、血圧低下などの症状が見られることがあります。

このような理由ですぐにやめることができません。自身でどうしようもできないため、大変もどかしいです。解決策は時間のみです。


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