歯は所詮、道具だよ。
こんにちは!歯科医師Hachiです!
タイトルの言葉は、僕の尊敬する歯科医師の先生から言われた言葉です。
僕ら歯医者は、様々なセミナーに参加したり、書籍を読みあさって知識を蓄えます。
そして、得た知識を患者様に還元するために、いかに綺麗に治すか、いかに正常の噛み合わせを付与させるかに躍起になるときがあります。
それは正しいことをしようとしているのですが、すべての患者様がそれを望んでいるかはよくよく考えなければなりません。
世の中には、歯がなくても楽しく暮らしている人もいます。
要は「歯を使ってどうしたいか?」という問いを患者さんに投げかけることが大事です。
結婚式で思いきり笑いたい、
老後も健康で、美味しくご飯も食べれるようになりたい、
スポーツで活躍するために噛み合わせを良くしたい、
など、人によって願望は様々です。
逆に、、
見た目悪いけど、特に気にしてない。
歯抜けたままでも、ご飯食べられてる。
そんな人もいます。
その人たちには、ほったらかしにするのではなく、放置することでどんなことが起こるか?ということはしっかり伝えます。
その上で、患者さんが放置を望むからそれ以上の強要はしません。
すごく当たり前の話ですが、自戒を込めてこんな話をさせていただきました。
逆にすごく綺麗になりたい!とかなんでも噛めるようになりたい!と、高い要望をされる患者さんもいるので、それに応えられるように引き続き知識と技術を高めていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!
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