【失敗】どの餅屋に頼むの?

リベの相談者。起業して初めての「経営トラブル」に遭遇。
その攻撃が係争(訴訟)に発展する可能性もあることから、ストレスを抱えている様子でした。

女性「訴訟のこと、行政書士にも相談したのですか…」
僕 「相談相手は行政書士じゃないですよ笑」

相談相手が違う、これは新人経営者の「あるある」で、本来弁護士に頼むべき案件を他の専門家に相談する、というのは初歩的なミスです。

・弁理士 :知的財産手続き
・行政書士:公的書類手続き
・司法書士:登記書類手続き

上記がトラブルを解決できないとは言いませんが、「餅は餅屋」です。
まさに彼女は「米屋」に駆け込んで、効果を望めていませんでした。

僕 「パティシエにステーキ注文してどーするんですか笑」
女性「では弁護士に相談をした方がいいでしょうか?」 

これも注意が必要。
弁護士も商売ですから、相談を受ければ仕事として引き受けます。
彼らもまたポジショントークであることを自覚せねばなりません。

その案件が「弁護士に相談するステージかどうか」の検討がまず必要です。零細企業ほど「先回り」して対策をする資金的余裕などないのですから、相手の出方を見てから対応(相談)する「場当たり」も1つの戦略です。

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