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Vol.9 お役所仕事

リスケの成功を医者に報告します。

僕 「リスケが成立しました!」
先生「よかったね」
僕 「あまりにも呆気ない展開に、拍子抜けしたほどです」
先生「もうじき税金も支払い期日が来るね」
僕 「それも返済を止める形ですか?」
先生「税金はねぇ…」

説明は以下の通りでした。

【税金のリスケ】
・市/区税 → 都/県税 → 国税 の順に取り立ては厳しくなる
・法人税以外の「住民税/源泉徴収税/消費税/社会保険料」は「預り金」扱い
・「預り金」への追い込みは比較的、弱い
・税金のリスケは「ケースバイケース」で計画
・担当の状況(ノルマ/若さ/モチベ)次第で展開が変わる

対処は「場当たり的」な部分があるとのこと
さっそく区役所に行って相談することに。

父は
・住民税
・源泉徴収税
・消費税
・社会保険料
・法人税
全てを滞納していたので、全ての部署を回ります。

幸いにも全ての窓口で「リスケ」を受け付けてくれました。

【税金リスケの結果】
・「元金のみ」優先で支払う。金利は後で。
・延滞金は発生するが、後回し。

銀行のような営利でないため、「元金の優先払い」が認められました。
延滞金には延滞金が発生しないことから、
延滞金の支払いは後回しとしました。

銀行以上にあっさりとした展開は、
まさに「お役所仕事」


一連の経験は、多くの学びを与えてくれました。

・不用意に銀行を恐れていたこと
・払えないならば、払えないなりに立ち回ればいいこと
・担当はコチラに興味がなく、マニュアル仕事なこと
・「落としどころ」を提案すれば交渉に乗ってくれること
・交渉に着かないなら、着くように仕向ければいいこと

少しだけ強くなれた気がしました。


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