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X スペースより 112 「相続絡みの話(譲渡スキーム)」

相続絡みの話
譲渡スキーム

これ実は相続に相当使えるんですよ

例えばその株価が上がりすぎちゃった15年目ぐらいの会社とかあるじゃん、中小でも
そうなってくると自分の息子とかに相続する時に莫大な費用を用意する必要が出てくるわけ

前にやった処理の案件でフレンチの名店だったね
親の所有する会社の株価が爆上がりしちゃったわけ
別に公開してるわけじゃないよ

息子に100%引き継ぐんだけどその株価算定で行くとその引き継ぐ金がなかったわけ息子に
引き継いだ途端に相続税が発生して
その株を譲渡するような金もないわけよ

でもねよくよく実態だけ見ていくと、そのフレンチの店って別に内装もすごいわけじゃない
でその決算書上では資産っていう資産はなかったわけよそこまで
コアだったのはシェフだけなわけだから、スタッフだけ
ジャニースと似てますね

その時やったのは新会社を息子に作らせて事業譲渡させたのよ
でもう店自体は中の内装とかは原価償却終わってるからもう価値ゼロ
そしてスタッフは資産上計上できないわけ

だからそのまま第2会社に転職してもらったわけ

てことは譲渡金額10万円ぐらいで譲渡して終わったのかな確かあの当時
相続税もなく会社継承できたけど株はそのまま持ったままさね財産放棄すばいいわけじゃん

例えば派生で話すと今やってる渋谷のエステの会社もそうで
俺が再生に入ってるそこも債務超過の会社なんだけど営業利益は出てるわけよ
だから買いたいって人が出てくるわけ
借金は残しといてねそっちに

で会社を買う時に資産何があるかなと思ったんだけど
資産は何もないわけ、強いて言うならエステティシャン8名分だけ
それはあるんだけど別に何も全部価値ないわけよ

だけど売買譲渡契約に「いやスタッフ8名って書いたらどうなりますか?」って弁護士に相談したの人身売買になるから
こういうジャニーズしかりレストランしかりこういったエステしかりなんだけど
その人材っていうのが資産の肝になってくる事業っていうのは帳簿上では計上されないわけ
見えない資産として

じゃあのれん代として継承するって話があるんだけど
のれん代というのは真っ黒な会社の場合には成立するんだけど
今債務超過だったりするとなかなかそうもいかないわけ

最終的には譲渡額ってのを大幅に抑えることができるわけよ
けど実体それも承継してるからスタッフさえいれば稼働するっていう事業っていっぱいあるわけよ
今時そういう事業多いと思う

ほらITなんでまさにその典型じゃない

だからこういう形でこういうのを相続に絡めていくと結構面白いスキームってできてくるの
でもこういうの相続系の税理士さん全然知らないんだよ
あんまいないと思う

これだけの専門で多分相当いけると思うよ
ひと案件だけで数100万っていうね譲渡のPもらえるからねコンサルだけで
そう誰も損しないっていう

全部合法だし、みんな税理士は知らない ちょっと考えれば分かりそうなことですけどね

みんなね意外とないのよこういう知識って

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