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ふるさとの話ー北海道新ひだか町(旧静内町)ー

早いもので、今年もあと数日で終わってしまいますね。
クリスマスも終わり、帰省シーズンです。故郷に思いを馳せている人も多いのではないでしょうか。
僕も最近、母校から就活などキャリアに関する講演を依頼されて、地元に行きました。凱旋講演ですね笑
キラキラした青春時代を過ごした母校で、次世代を担う子たちにお話ができるなんて感慨深いもので、夢が一つ叶った気持ちです。

母校へ

僕が在学していたころは一学年に8クラスあったのに、今は4クラスほど。少子化という時代の変化を感じ、淋しくなりました。公園なんかを見ても、昔ほどは子どもたちの姿はありません。

社会変化に伴ってふるさとは変わらざるを得ない。
でも自分というものの基盤を作った場所は、どんなに変化していくとしてもやっぱり大事な場所であることに変わりはありません。

僕のふるさとは北海道新ひだか町というところ。
今は札幌市で暮らしていますが、そこから高速道路で二時間弱ほどで辿り着けます。北海道というとにかく広い地で、移動が二時間ほどで済むのは中々近い気がします。
観光地としては桜並木が有名ですね。

一言で説明するならば、とてものどかなところ。
歩いているとなんと、馬に出会うことがある。そんな町です笑
地元を出るまで僕はこのことを珍しいとは思っていませんでした。
牧場が多いので、本当に学生時代の登下校時に馬とすれ違うなんてことが日常でした。
彼らの存在が、のどかと言う印象を強めている気がする。

馬には個人的な思い出があります。実家の本家が牧場を経営していまして、子供の頃は夏休み中にお手伝いをしていました。馬のお世話を体験しまして……。厩舎に足を踏み入れたら、通路の両サイドからぬっと馬の顔が出てくる。あれ、怖かったなぁ……。
うん、のどかなイメージを想起させるとはいえ、恐れ多い存在ですね笑

乗馬体験する友人

観光客向けに乗馬体験などができる牧場もあるのでぜひ訪れてみてください。これは安全なのでご安心を!笑

友人の牧場

さて、ここからは僕がふるさとへの愛を語り続けます。

1.景色の良さ
何といっても僕が好きなのは景色です。すごく個人的な好きポイントなんですけどね。
見出し画像も地元のキャンプ場の景色です。

外へ出ると、海が視界にあるのが当たり前の暮らしでした。その当たり前が今は恋しい。

視界が開けて海がよく見える道。
チャリで通っていた、実家近くのあまりに身近すぎる光景。だけど都会にいて時々思い出すのはいつもその景色です。所謂”原風景”というやつでしょうか。
あまりに僕にとって馴染み深いものなのでちょっと写真とかはないですが笑
でも、いつだって思い出せるので写真は必要ないんです。
わざわざ撮らなくても、心のアルバムに保存されている。ふるさとの景色ってそういうものなのでしょうね。

2.過ごしやすさ
札幌の冬はいつだって雪が積もる。それはそれはもうとんでもない量が。車を運転するにしても歩くにしても苦労を強いられる時だってあります。

新ひだかは札幌ほど雪が積もりません。根雪が残らずに2月くらいになるともうアスファルトが見えるんですよ!
道民じゃないとわからない感覚かも知れませんが、北海道の各地は、本州では春の始まりとされている3月でも雪景色がデフォですからね笑
けどその分、めちゃくちゃ寒いです。風が強い、強すぎる。

でも夏はちゃんと涼しいです。なんやかんや温暖化の進む今は、北海道ですら暑さが煩わしいですが、新ひだかでは暑さをあまり感じませんね。道外の方が想像される北海道の夏が正にそこにあります。

3.海鮮がおいしい
地元で食べるものってすごく美味しく感じますよね?
僕は特に海鮮類が美味しくて止まりません。たこ、鮭、いくら、カレイ、貝、昆布……。
美味しいんです……!!笑
地元の魚が好きすぎて別荘を作りたいと本気で考えているくらいです。


季節に振り回されない、のどかで平和な町。海も山もあって、そして馬が日常に溶け込んでいる町。
高校卒業までの18年間を過ごしたそこは、間違いなく僕をつくった場所です。探検したり、海で遊んだり、危険なとこにも足を踏み入れたり……。豊かな自然と存分に触れあいました。
楽しくて充実していた時、何かに打ちのめされていた時……挙げればきりがないくらいの眩しい思い出の数々。それが散りばめられているふるさとは、今後どれだけ変わろうとも僕の大好きな場所。

大学進学のために札幌に来て、そのまま就職、結婚して定住しましたが結構な頻度で帰省します。
距離的にも気軽に帰れるというのもありますけど、やっぱり僕にとってずっと密接な存在なので。
我が子たちに自然を身近に感じてもらう機会にもなりますし。

先ほども書きましたがいずれは別荘かなんかを置いて、活動拠点の一つにしたい。僕の今の夢です!

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