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中学生になってから

中学生になってからの私はまた色々と大変でした。
中学1年生の時にはいわゆる不良と呼ばれる生徒に目を付けられ、顔を合わせるたびにお腹を蹴られたり、殴られたりを繰り返していました。

しかし、私はいじめを経験していたことも

喧嘩を毎日する日々を過ごしていることもあり

しばらくは無視をして好きなようにさせておくことにきめました。
ですが、流石の不良。
私が想像するよりもしつこく、何度も何度もちょっかいをだしてくるので、小学校の頃のように暴れることに。
相手は私がそういうタイプだとは思わなかったようで、相当驚いていました。
ですが、昨日の敵は今日の友でしたっけ?そんな言葉があるように私とその不良さんたちは少しずつ仲良くなっていくのでした。

ですが、私は不良が嫌いだったので、悪さだけはしないと決めていました。
決めていたのに、私が完全にそちらに行ってしまう出来事が起きたのです。

当時私はマーチングバンドに所属しており、夜遅くまで練習することも多く。
学校が終わったら楽器を持って電車で練習会場に行き、帰りも電車で帰るという日常を送っていたのですが、ある日、見た目からしてヤバそうな不良に絡まれてしまいました。

定番の「おい、金だせ」そう、たかりにあったのです。
ですが、私はその時には気も強くなっていたので、不良さんたちと次のようなやり取りをすることになったのです。

不「今見てただろ」
私「見てないですよ」
不「金出せや」
私「無理」
不「あっ?なめてんの?殴られるのと金出すのどっちがいいんだ」
私「えっ?どっちも無理だけど」
その瞬間めっちゃ殴られました。私は大切な楽器を持っていることもあり、一切手出しはしなかったのですが、私が殴られているところは、まぁまぁ人通りが多く、行きかうサラリーマン達が殴られている私を見ながら通り過ぎるのが目に入ります。

私は絶望しました。大人ってめっちゃ薄情じゃんってね。
そこから私は一切の大人を信用できなくなり、めでたく不良の世界にダイブすることになったのです。
何をしてきたとかは書くつもりはありませんが、めでたく不良の道に進んだことにより、私は介護の世界にいくことも忘れることになりました。
(でも、たかりとかいじめは自分がされて嫌だったので絶対にしなかったし、周りの友達にもやめさせたとうことだけは書いておきますね)



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