いじめが無くなるきっかけ
前回も書きましたが、私は1年生から3年の2学期になるまでイジメにあっていました。
ですが、あることがきっかけで、イジメが少しずつ減っていったのです。
当時私はいじめが辛いのもあり、段々と我慢することに限界がきており、
イジメられるとすぐに泣いていました。
多分、泣くことでストレスを発散していたのではないかと、今では思っています。
ですが、ある日、今までは泣くと相手も面倒なのか、ちょっかいを出すことをやめるのですが、その時はしつこく、どれだけ泣いても止めてくれませんでした。
私は泣いていたのですが、一瞬涙がピタッと止まったのです、次の瞬間、泣きながらいじめっ子相手に掴みかかっていたのです。
相手は驚いた様子で、周りも私がイジメられているときには止めもしなかったのに、私を止めてきます。
それでも、私は周囲を振り払って、いじめっ子に何度も何度も掴みかかります。
そこから私は、泣きすぎると切れるという、不思議な能力を身に着けることになり、周囲は少しずついじめをすることを止めていったのでした。
それから、私は「〇〇が泣いたら気を付けろ」と周りでも噂されるようになり、少しずつですが友達も多くなり、学校が苦痛だと感じることも少なくなっていきました。
ですが、次に襲い掛かってきたのは、喧嘩好きなヤンチャ坊主が、切れた私を見たがって、ちょっかいを出すようになったのです。
ですが、過酷ないじめを経験している私は、その当時にはいじめっ子に対しての免疫が出来ており、いじめっ子相手には喧嘩をすればいいという状態になり、泣かなくても切れることが出来るようになっていたのです。
そこからは、ほとんど毎日と言っていいほど、喧嘩の日々。
以前の私のようにいじめられている子がいれば、いじめっ子に喧嘩を売りに行くという生活になっていたのです。
小学校を卒業する時には散々喧嘩した子たちと一緒になって涙を流したのを懐かしく思います。
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