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#118 人生フルーツ

久しぶりに映画を見に行きました。

以前から気になっていたのですが、なかなかタイミングが合わなかったところ、この正月連休に上映している映画館を見つけて即予約。
妻と二人で出かけました。

建築家の津端修一さんが愛知県の高蔵寺ニュータウンに建てた一軒家。それを取り巻く夫婦の生活のドキュメント映画です。


ニュータウンという人工の造成地で周りに森がないという条件の中で、雑木林を作る試みに興味がありました。

映画の中で、50年という時間をかけて育てた畑と雑木林は、70種の野菜と50種の果実が収穫できるほどになっていました。

毎年樹に緑の葉が茂り、秋になると枯れ葉が落ち、それが積み重なることで土が肥え、果実が実るようになる。
自然の循環の中では、適切に手を加えれば、時間の経過とともに豊かになる仕組みが作られています。


それを考える中で、今の生活が時間の経過とともに豊かになっているか、豊かになるように適切に手を加えているか、という課題が生まれてきました。

時間を積み重ねることで、自然は豊かになっていくもの。
枯れ葉を集め土を耕すように適切に手を加えていくと、自然は豊かになっていくもの。

では、今の生活を豊かにするために、どの様に手を加えていくか。勉強や資産投資などがあると思いますが、人とのつながりもその一つだと改めて思いました。

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