会社を辞めてよかったこと
周りに心配されながら会社を辞めたけど、そんなに心配する必要なかったわよ~、というお話です。
やりたいことがあるけど一歩踏み出せず、
「考えすぎて疲れ切った~」
「一周回って何もやる気起きないや~」
という方の励みになれますと幸いです。
よく考えた方がいいと言われましたが、考えなくても大丈夫でした。
ちょうど一年前の今日、私は人生で一番素晴らしい決断をしました。
その選択があまりに唐突すぎたらしく、周りからは「もう少しよく考えたら?」と言われたものです。当時心配してくださった皆様、ありがとうございました。
助言してくださる方々に感謝する一方で、私の決断はカルメルタザイトより固く、剣(つるぎ)のように真っすぐでございました。
そうです、新卒で入社した会社を1年半で辞めて、大学院に進学したのです。
当時はほんの少し不安もありましたが、今は晴れやかな気持ちが広がっています。ということで、今回は月日が経ったからこそ思う、「自分で選んだ道は間違ってなかったぞい」ということを書いていきます。
当時の記事はこちらです ↓
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そうだ、会社を辞めよう。
さかのぼること1年前、私は会社の有休を取得し、大学院の入学試験を受けておりました。英語スコアと小論文をパスし、いよいよ最後の面接試験です。
部署が忙しい時期に休んでしまって、ごめんなさいと思いながら、内緒で受験していた日々も、今となってはいい思い出です。振り返ってみると、あんなに会社のこと気にする必要なかったな~、と思えてきますね。(だけど同じ状況になったらまた気にするんだろうな、人間だもの)
それでも、私は会社を辞めなければならなかったし、大学院に進まなければならなかったのです。
会社を辞めたい、とかではなくて、辞めなければならないという切迫したものだった気がします。
その理由については割愛しますが、とにかく私はあの瞬間に人生を変えなければならなかったのです。(↑過去の記事に詳述しております)
そして無事に大学院に合格し、いざ退職する段階になった時、止めてくれる人が意外にちらほら現れました。(もちろん無理やりではなく、常に私の考えを尊重してくださいました)
その時の私のメンタルは、人生史上最も揺るがないものだったでしょう。
「ありがとうございます、でも私の意志は変わりません。」
このセリフを言う度に、私は私の人生を歩んでいるという自覚を募らせていったものです。(この前MBTI診断をしたら、主人公でした)
自分で選んだ2つのこと。
さて、こうして私は「会社を辞めて大学院に進む」という決断をしました。これが第一の決断です。
自分で選んだことだけど、人生の方向を変えるのはエネルギーを要しますし、不安も1ミリはあったでしょう(ブランクがある中で、ちゃんと研究できるかという)。
でも、大学院にいきたいという気持ちの方が遥かに大きかったのです。
もう一つ、自分で選んだことがあります。それは退職時期です。大学院に合格したのが8月末でしたが、年度内つまり3月まで稼いだあとに辞めてもいいんじゃない、という上司のご助言をよそに、11月で退職しました。これが第二の決断です。
早く辞めた理由は2つです。
1つ目は、今後進む道とほぼ関係ない仕事をして、時間を消費したくないこと。つまり、いち早く次のステップに進んだ方が良いと判断したからです。実際に、辞めてから大学院に入るまでの4か月間は、大学院生活に向けた準備を着々と進めておりました。
2つ目は、海外に住んでみたかったこと。1つ目とも関係ありますが、私はいずれ海外で働いてみたいなーと思っていましたので、時間があるうちに海外に住む経験をしておきたかったのです。別に経験がなくても海外で働けるとは思いますが、いったん日本以外の景色を見てみたい、という衝動を抑えられなかったので、1か月だけヨーロッパに行くことにしました。
あの時の自分、グッジョブ
「会社を辞める」、しかも「さっさと辞める」という決断をしたあの時の自分に、今は感謝しています。
まず、ヨーロッパでの経験は、間違いなく人生をぶわっと広げてくれました。現地で出会った方々は、会うべくして会えたという気がしてなりません。あの日、あの瞬間に、あの場所にいてよかった、と心から思える旅でございました。
そしてメインの大学院生活も、楽しくて仕方ありません。入学して半年が経ち、大変なことだらけですが、それも含めて充実した日々を過ごせています。
会社員時代の悶々とした違和感から解放され、無敵状態のマリオみたいな自分に久しぶりに出会うことができています。(敵にぶつかりながら突き進むスーパー形態)
日に日に明るくなる自分を感じながら、人って環境によってこんなに性格も変わるんだなー、と客観的に考える余裕も出てまいりました。
決断時は若干の心配もありましたが、今となっては遠い昔の出来事のようですし、当時のことを思い出すこともありません。自分の心にしたがって本当によかったです。
最後に、弱気になりそうになった時、私が必ず思い出すジェームズ・ディーン氏の言葉をご紹介します。
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