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私のCP先生タリ先生

インドネシアに来てもうすぐ一ヶ月が経とうとしている。最初の1週間は日本語パートナーズのみんなで研修を行いその後メダンにきて実際に日本語授業に入っている。インドネシアに来てからは毎日が新しいこと、新しい食べ物、新たな人との出会いで毎日を生きなければという気持ちになりとても充実した毎日を送っている。日本語パートナーズでは学校の日本語教師のことをCP(カウンターパート)といい私たちはNP(日本語パートナーズ)という。NPは現地のCP先生の日本語アシスタントとして現地の授業に参加する。私はメダンのイメルダ専門高等学校のNPとして現在配属されている。私が実際にNPとして現地に入ってみて感じたことを今日は書きたいと考えている。私のCP先生はタリ先生といいとても優しくて生徒思いの先生だ。タリ先生は常に日本語教育のことを考えて、生徒たちが日本語の授業をどうしたら楽しく受けられるかを考えている。外国の日本語教師は毎日とても多忙でありインドネシアの学校は朝7:00から始まり昼過ぎに学校が終わる。先生は日本語クラブとダンスクラブの顧問も請け負っているので毎日一番最後に学校を去る。おまけに違う学校でも日本語を教えているので休みは日曜日だけである。毎日一時間バイクで時間をかけて学校に登校している。しかもMGMPという日本語勉強会の会長もしている。こんなに忙しい毎日を送っているのに先生はいつも優しくて笑顔が柔らかい。日本での私の生活を考えてみれば毎日ボケッとして何をするかもよくわからない毎日を送ってきた。先生には日本にまた来たいという目標がある。そんな先生の姿を見て私も何か目標を持ちタリ先生のような素敵な人になりたいと思った。34度を上る熱い教室の中でのタリ先生の笑顔はとても素敵だった。残りのNP生活タリ先生のもとで全力でイメルダの生徒たちに日本文化を伝えたい。

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