さみしさを感じられるようになって久しい 悲しめるようになってまだ日が浅い
ぞうさん
2023.5.2(火)
自転車で職場に向かってるとき、犬の散歩してる女性の手提げに描かれたキャラクターの丸い背が目に飛びこんで、象の背中だと思って、自転車が追いついて、違う、あのブランド(名前は知らない)だ、象じゃない──
赤いフェルトの手提げと灰色のぞうのアップリケ
──胸が締めつけられた。
あの赤いフェルトの手提げとぞうが大好きだった!
ちくちくステッチを縫う母が浮かんだ。
甘さ、苦さ、切なさ、悲しさ、いとおしさが涙になって一気にあふれた。
ただただわたしを好きでいてほしかった、ただただわたしをいとおしんでほしかった、ただただ・・・小さい声が出た。
北風が凄かった。
じねん自然 ⒉なんにでも時がある ⒊見る ということ
⒋あり得たかもしれない人生 ⒌ぞうさん
⒍何度もわたしの前に現れたふたり
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