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少しずつ物事を動かす

今週、新学期がスタート。
午前中に体育祭活動、その後に授業の繰り返し。
生徒はもちろんだが、教員もなかなか体力を奪われる時期である。

そんな合間に運営委員会。
私からは2学期の校外学習の計画を提案する。

2学期は、「職場訪問学習」に取り組む。(なぜ、総合的な学習なのに、学習内容が決まっているのかという突っ込みはしないようにしている。)

市内の事業所を訪問して、見学をさせてもらい、説明をしてもらうのだが、例年の計画に2つだけ付け加えて提案をした。

①グループで訪問する事業所は、生徒で話し合って決める。(これまでは、ある程度教員が決めた事業所に振り分けていた。)
②まちの駅(市内にできた地域物産館的な施設)の見学では、自由時間を設け、お小遣いで自由に買い物してよいことにすること。

本当は自分たちで何をしたいかまで時間をかけて決めてもらいたい気持ちもあるが、細やかな抵抗である笑

ということで、計画を説明する。
例年と異なる①、②について意見がほしいことも述べる。

①はすんなりOK。

②は
「うーん、目的があれば…。」
とのご意見。

「総合的な学習では、自分で課題を見つけ、問題解決することが求められている。そのために、事業所の方の説明を聞くだけでなく、自由に自分の興味のあるものを探し回る時間を設定したい。」
と返した。

「皆さんのご意見は?」となり、
他の主任から、
「良いと思います。」
「自分たちで課題を発見するのは大切。お金の管理だけしっかりすれば。」
との援護をもらう。

ということで、①、②ともにパス。

今の立場では、物事を一気に動かせません。
ただ少しずつ結果を出し続けて、少しずつなら物事を変えていけるだろうと思ってます。

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